Twitter、データ共有設定を一部変更。広告に関するデータは原則共有に

無料サービスとして運用を続けるために必要とのこと

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年04月9日, 午後 09:00 in twitter
0シェア
Twitter
Twitterがプライバシー設定を一部変更し、モバイルアプリ広告の測定を管理する機能を削除しました。つまり、このデータはユーザーの意思にかかわらず、ビジネスパートナーに共有される場合があります。

すでにモバイルアプリやウェブサイトで通知されているこの変更は、Twitterが無料サービスとして運用を続けるために必要なものだとしています。Twitter

昨今ネットサービスにおける個人のデータは、ユーザー自らにより積極的に管理できる方向に修正されることが多くなっており、それを考えると逆行するかのような変更です。ただし、ユーザー名などの個人情報が、外部企業と共有されるわけではありません。

従来通り、ユーザーの名前やメール、電話番号などは共有されず、ログイン端末のIPアドレスや、モバイル端末の広告IDを共有するかどうかはユーザーが設定可能です。
今回制御が出来なくなるのは、どの広告が表示・閲覧されたか、どの広告に反応があったのかといった、広告の効果を測定するためのものです。

ただし、欧州、英国、EFTA加盟国については、GDPR(一般データ保護規則)があるため、これらの項目も含めてユーザーが提供・非提供を選択可能です。

Twitterは2019年8月、ユーザーの意図しないデータが広告パートナーに共有されていた可能性を報告していました。また、2019年10月には、不具合により広告パートナーに必要なデータが共有出来ておらず、これにより第3四半期の収益が大きく下がったとしています。

今回の変更は、これらの問題を踏まえ、広告パートナーとのデータ共有をユーザーにはっきりと示したとも言えます。Twitterの広報担当によると「透明性と制御に関する、現在進行中の作業の一環」とのことです。


TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

関連キーワード: advertising, gear, news, privacy, Social media, twitter
0シェア

Sponsored Contents