iOS 14(仮)ではアプリ一部機能をお試し可能に?新API「Clips」発見

QRコードを読み込みます

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年04月10日, 午後 02:30 in apple
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Clips
Jaap Arriens/NurPhoto via Getty Images

次期システムソフトウェアiOS 14(仮)の初期ビルドを入手したとする米9to5Macは、これまでにもiPhone SE2(仮)の手がかりや刷新されたホーム画面などの可能性を報じてきました。

そして同サイトは新たに、iPhoneやiPadがダウンロードしていないアプリの一部機能を使える新API「Clips」の手がかりを発見したと伝えています。このClipsなるAPIは、iPhoneやiPadからQRコードをスキャンすると、従来のようにSafariにWebページが表示されるのではなく、「フローティングカード」上にアプリの一部機能が再現されて直接操作できるというものです。

たとえばYouTubeアプリをインストールしていない場合にYouTube動画にリンクされたQRコードを読み込むと、フローティングカードにYouTube本来のインターフェース込みで動画が表示されるといった具合です。

開発者側としては、アプリのどの部分をOver-The-Airパッケージ(カード上に再現する一部機能)をiOSにダウンロードするかを指定する必要があります。そしてフローティングカードにはApp Storeからアプリの完全版をダウンロードする、あるいはインストール済みの場合はアプリでそのコンテンツを開くオプションが表示されるとのことです。

この機能は、Androidの「Slices」機能を彷彿させます。そちらはGoogle検索結果やGoogleアシスタント等から別のアプリの一部機能を呼び出すものですが、今のところClipsはQRコードでの動作に限られているとのことです。

9to5Macのコード調査結果は、AppleがOpenTable、Yelp、DoorDash、ソニー(PS4セカンドスクリーンアプリ)、およびYouTubeで新機能をテスト中とのことです。また、これらのアプリはおそらく次の開発者会議WWDCのデモで使われるとも推測されています。

ユーザーにとってもClipsは、出先でもモバイルデータ通信のギガ消費を抑えつつ、手軽にアプリをお試しできる有用性が予想されます。今年のWWDCは物理イベントの代わりにオンライン開催が決定していますが、将来のWWDCは「家でオンライン中継を見ながら、画面上のQRコードにiPhoneをかざす」光景が出現するのかもしれません。


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