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初代Apple Watchは2015年に発売されましたが、アップル社内では製品版がリリースされるまでに数年間も開発に取り組まれ、数々の試作機が作られていたことを様々な人物が証言してきました。

そうした過程で作られた複数のプロトタイプの一部と称されるものが、インターネット上に公開されています。
海外テックメディアMotherBoardによれば、イタリア北部出身のプロトタイプ収集家Giulio Zompetti氏は初代Apple Watchの初期プロトタイプを6ダース購入し、それを修理して数千ドルで販売するつもりだと伝えられています。Zompetti氏は入手元は明かしていませんが、「電子廃棄物施設」から買い取ったとのことです。これらは全て壊れているものの、主要な部品は無傷であり、修理はできると語っています。
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MotherBoardで公開されているプロトタイプ画像は、とても興味深い趣があります。その一部には、過去のiPhoneプロトタイプに刻印されていたデス・スターのようなロゴがあるほか、他のアップル製品プロトタイプに見られるQRコードやシリアル番号もあり、本物であると示唆する手がかりがいくつも確認できます。
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アップルはMotherBoardの問い合わせに対して、例によってノーコメントだったとのことです。

市販品となる段階になる以前の開発版デバイスは、出荷段階で施される多くのセキュリティが掛けられていないと思われることから、セキュリティ研究者およびハッカーが熱心に入手しようとしているものです。とはいえ、Zompetti氏はあくまで珍しいアイテムの収集家に過ぎず、おそらくハッキングには興味がないことがアップルにとっては幸いかもしれません。