フォーミュラE、中止レースの代替にビー玉レース『マービュラE パリM Prix』開催

フォーミュラEは少なくとも6月までのシーズン停止を発表済み

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年04月19日, 午後 05:50 in Entertainment
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Jelle's Marble Runs / YouTube

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で世界中から大規模なイベントが消え去り、モータースポーツの世界も2020年シーズンの開幕すらできない状況が続いています。F1やNASCARといった人気カテゴリーは、ファンのレース観戦への欲求を満たすべくプロレーサーがシミュレーター上のレースにオンラインで参加するバーチャルレースを代替イベントとして開催、ファンらの注目を浴びるようになりました。

そんななか、電気駆動フォーミュラカーで争われるフォーミュラEは、eSportsという括りすら超越した謎の競技を編み出し、ファンの度肝を抜いています。その競技は、何と特設の坂道コースを舞台に繰り広げられるタイムアタック競技、名付けて"マービュラE"(マービュラはビー玉を意味する"マーブル"とフォーミュラを掛け合わせた造語)。ストレートありS字ありの難コースをフォーミュラE参戦チームに見立てた色合いのビー玉を転がし、ゴールするまで競わせるという、もはやeSportsですらない単純明快なお遊び...もとい競技です。

ただ、(ビー玉が転がるだけにもかかわらず)しっかり作り込まれた映像はかなりのもので、米国のインディカーNASCARほどではないにせよ、実際のフォーミュラE中継で実況を行っているジャック・ニコルズ氏が(ビー玉が転がるだけの映像を)なかなか高いテンションで伝えてくれます。
フォーミュラEではおなじみのフィーチャーで、ファン投票上位者が獲得できる一定時間のマシンパワーアップ機能"ファンブースト"や、指定の場所を通過するとマシンの最高速度が上がる「アタックモード」は、残念ながらテクニカルな事由によりマービュラEには搭載されません。とはいえ、同じ条件のはずにもかかわらずマシン(ビー玉)ごとにスタートダッシュが良かったり、コーナリング速度が明らかに違うといった特徴が現れるのは面白いところ。eSportsでときおり顕著にみられる"不自然な動き"に興ざめしてしまう人などは、リアル世界で行われるマービュラEのほうが、ある意味"自然な競技"に感じられるかもしれません。

ちなみに、今回フォーミュラE参戦チームのEnvision Virgin RacingとともにマービュラEを制作したJelle's Marble Runs はYouTubeチャンネルで多数のビー玉競争動画を公開しています。なかにはF1を意識した"Marbula One"や、オフロードコースをビー玉が疾走する"Marble Rally"といった動画もあり、ただただビー玉が転がるだけなのに熱い先陣争いが展開される映像が楽しめます。

なお、フォーミュラEはプロレーサーが参加し、rFactor 2をプラットフォームとするeSportsシリーズも今週、開始しています。

※初出時、レース名を"マーブルE"としていましたが、英語表記はMarbleとFormulaを掛け合わせた造語"Marbula"であることから実際の発音に近い"マービュラ"に表記を統一しました。

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