iPhone SE Plus(仮)発売は2021年後半に延期?iPhone 12(仮)は開発に遅れとのアナリスト予測

iPhone SE第2世代の好調ぶりは「消費の格下げ」とのこと

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年04月22日, 午後 12:30 in apple
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今年秋に登場とみられる、次期フラッグシップiPhone 12(仮)シリーズ。その量産開始が大幅に遅れる可能性があるほか、iPhone SE Plus(iPhone SE第2世代の大型バージョン)も発売延期になるとのアナリスト予測が報じられています。

■iPhone SE第2世代の予約好調は「消費の格下げ」を起こす?

米9to5Macによれば、アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏は投資家向けメモを発表したとのことです。その中で同氏は、先日始まったiPhone SE第2世代の予約注文は「市場の期待を上回っている」と述べています。

こうしたiPhone SE第2世代の好調ぶりは、他のiPhoneラインアップにとって何を意味するのか。Kuo氏いわく、それは「消費の格下げ」とのことです。すなわち、新型コロナウイルス感染拡大により引き起こされた経済の不確実性のなか、消費者はより安価なスマートフォンを選ぶか、ないしはスマートフォンの購入を完全に辞めてしまう可能性が高いというわけです。

そんな「消費の格下げ」のため、iPhone SE第2世代の予想を上回る人気は、(より高価格な)iPhone 11とiPhone 11 Proに影響をおよぼす可能性があるーーつまり買い控えにつながると示唆されています。

■iPhone 12シリーズは二段階の発売?

またiPhone 12に関しては、Kuo氏はオンライン認定プロセス(試作品から正式な量産にいたる前の最終調整)をリモートで開始し、より多くの作業を「地元の従業員」(iPhone 12を実際に量産する中国工場)に委任したと説明しています。

Kuo氏によると、これによりiPhone 12のEVT(技術検証試験)が1ヶ月遅れたとのこと。以前、台湾のサプライチェーン情報に詳しいDigiTimesはアップルがEVTを支援するために中国にエンジニアを派遣することを辞めたと報じていましたが、そこからリモートの共同作業に切り替えるために時間がかかったのかもしれません。

そしてiPhone 12のラインアップには4つの新モデルがあるとしつつ(この見解は従来と同じ)量産の開始が遅れると予測されています。Kuo氏いわく、噂の6.1インチと5.4インチモデルは9月に量産に入る一方で、6.7インチは10月まで量産に入らない。なぜなら、6.7インチモデルの設計が「最も複雑なため」とされています。

アップルはiPhone 12シリーズの4モデル全てを同時に発表する可能性がありながらも、発売日はズレるかもしれないとのことです。こうした二段構えのリリースは、2017年のiPhone XとiPhone 8/8 Plus、2018年のiPhone XS/XS MaxおよびiPhone XRでも前例のあることで、さほど意外ではありません。

■iPhone SE Plus発売は2021年初から2021年後半に延期か

最後にKuo氏は、iPhone SE第2世代の大型バージョン、通称iPhone SE Plus(仮)発売が2021年後半まで延期される可能性が高いと述べています。昨年末、本デバイスの画面サイズを5.5インチまたは6.1インチであり「2021年の早い時期に発売」とした予測からの修正となります。

ここでいうiPhone SE Plusが開発中であるとの手がかりは、次期システムソフトウェアiOS 14(仮)のコードからも発見が報告されていました。新型コロナはiPhoneの生産や需要に大きな影響を与えると見られていますが、今後の世界経済のゆくえがアップルの命運を左右することになりそうです。
 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

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