セガサターンとドリームキャストの光学ドライブをSSDに置き換えられる「Terraonion MODE」予約販売開始

約2万円とお高いですが

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年04月21日, 午後 03:00 in gaming
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Evan Amos / Wikipedia

セガサターンやドリームキャスト(以下、SSおよびドリキャス)といった光学ドライブ搭載のゲーム専用機は、常に経年劣化の脅威に脅かされています。光学ドライブはディスクを回転させるモーターやピックアップレンズなど、多数の消耗しやすいパーツから構成されているためです。

そうした事態が避けられる、SSおよびドリキャス用の光学ドライブエミュレータボード「Terraonion MODE」が海外にて予約開始されました。
本製品は光学ドライブ部分を、最新のストレージに置き換えることを可能にする製品です。要はゲーム機本体にストレージを光学ドライブとして認識させ(エミュレート)、ROMデータを渡して実際のCD-ROMやGD-ROMさながらにゲームを実行できるようにするものです。

光学ドライブエミュレータ製品はさほど新しい発想ではなく、たとえば2015年以降GDEMUという会社がSSとドリキャス向けに同様のデバイスを販売しています。ただし、SS用とドリキャス用、さらにリビジョン(改訂バージョン)ごとに別製品となっている上に、はんだ付けもしなければなりません。

Terraonion MODEの優れている点は、「マルチ」光学ドライブエミュレータであること。すなわち、すべてのSSおよびドリキャスで(リビジョンに関係なく)動作し、同一ファームウェアでジャンパーピンでの設定変更さえ不要という点です。つまり、これ1台だけでSSでもドリキャスも最新ストレージ対応にできるわけです。

その取り付けは、一応はSSおよびドリキャスの分解が必要となります。とはいえ光学ドライブを外し、そこにボードをセットして電源ケーブルとデータケーブルを接続するだけ。はんだ付けも不要です。

対応ストレージはSDカード、exFATと互換性のあるSATA2.5インチSSDおよびHDD、そしてUSBドライブと一通りサポートされている周到ぶり。物理的な回転とシーク時間を要した光学ドライブと比べ、読み込み時間も大幅に短縮されているとのことです。

そしてファイルフォーマットは、CDI、GDI、CCD、MDF、bin / iso + cueイメージに対応。複数のROMファイルを入れておくことができ、それらを選択して起動できる専用UIも2タイプ用意されています。もちろん、それらのROMファイルは合法的に入手される必要があることは言うまでもありません。

すでに4月21日現在は予約受付を開始しており、6月下旬~7月上旬に発送予定とのことです。価格は182ユーロ(約2万1000円)と決してお安くはありませんが、あくまで実機でのプレイにこだわりがあり、末永くSSやドリキャスと付き合っていきたい向きは、購入を検討してもいいかもしれません。
 
 

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