Roberto Baldwin / Engadget

ポルシェが、初の完全電気自動車として開発したTaycan(タイカン)に、当初発表されていたTurbo S / Turbo / 4Sの3グレードだけでなく、もう1グレードを用意している模様です。ポルシェのR&D責任者ミヒャエル・シュタイナー博士によると、これら3グレードの下にエントリー向けの2WDモデルがラインナップされる予定だとのこと。
シュタイナー博士は、2輪駆動のタイカンはAWDを必要としない地域の市場に向けたグレードになると述べました。それがいつ頃登場するかについては応えなかったものの、AWDを必要としない地域としては中国がまず考えられ、次いで英国などが加わるのではないかと考えられます。米国や日本も可能性は高そうです。

2WD仕様のタイカンは、AWDモデルのタイカン4S(79.2kWh)に比べても低容量なバッテリーが搭載されます。また出力もデュアルモーターで合計523馬力を発揮する4Dに比べてシングルモーターとなり、馬力も相応に縮小するとみられます。また、価格についても、シュタイナー博士は答えなかったものの、4WDのベースモデルとなる4Sの約10万ドルを下回るものになるはずです。

ただ2WD化による機能縮小や価格の圧縮が、4WDのベースモデルとなる4Sの252マイル(WTLP、約407km)という航続距離まで縮めてしまうのはできれば避けて欲しいところです。

ちなみ、ポルシェは4月17日にタイカン4Sを米国で発売したばかり。また右ハンドル仕様の生産は2021年からになる予定です。CarMagazineは2WDモデルは今後12か月のうちに登場すると記しています。