ArmベースMac、2021年登場か。5nmプロセスで12コア搭載の噂(Bloomberg報道)

12インチMacBookの後継機を望む声はありそう

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年04月24日, 午後 12:20 in apple
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アップル独自開発のArmベースプロセッサを搭載したMacが開発中とは長らく噂されてきましたが、その最初のデバイスが2021年に登場するとの予測が報じられています。米Bloombergによると、アップルはMac向けに独自プロセッサを開発するプロジェクト「Kalamata」に取り組んでいるとのこと。このプロジェクトは、やはり同誌が2018年に報じていたもので、当時は2020年の早い時期にArmベースMacが登場すると予測されていました。

本プロジェクトで開発中のプロセッサは3つあり、次期フラッグシップiPhone 12(仮)向けSoCであるA14(仮)をベースとしているもの。そしてA14と同様に5nmプロセスで台湾TSMCにより製造され、12個のCPUコア(8つの高性能コアと4つの高効率コア)を搭載。そのうち、少なくとも1つは現行のiPhoneやiPad(つまりA13やA12X)よりも「はるかに高速」と伝えられています。

それほど高性能とされる新プロセッサですが、最初のArmベースMacはエントリーレベル(低価格)のMacBookになるとのこと。さらに、ゆくゆくはハイエンドのMacBook ProやiMacのパフォーマンスに匹敵するArmチップを作ることを目指すとされています。こうした展望は、有名アナリストMing-Chi Kuoも「低価格デバイスから始まり、徐々にラインアップを広げる」として述べていたところです。

Armベースプロセッサ上で、従来のIntelプロセッサ向けアプリを動作させるにはかなりの困難が伴うはず。それは、やはりArmベースとなったSurface Pro Xにて、既存Windows 10アプリの内かなりの数が動作しない事実を見ても推測されることです。

そうした事情もあり、2021年の時点ではエントリーレベルMacでの採用に限られるというわけです。すでにアップル社内では、来年のiPhone用のA15(仮)チップをベースとした、第2世代のMacプロセッサを設計中とのことです。

アップルにとって、パフォーマンスや電力効率以外にArmベースに移行させるメリットとは何か。上述のKuo氏は以前、「Macの設計と製造を全般的にコントロールでき、出荷スケジュールを調整できること」と分析していました。米9to5MacはIntelがチップのロードマップをたびたび遅延させており、そのためMacBook Air(2019)が発売までに何年もかかったと指摘しています。

ArmベースMacの噂はBloombergやKuo氏のほか、先日もwitterユーザーの有没有搞措(@L0vetodream)氏が「macBook 12 Arm」に言及して注目を集めていました。12インチMacBookはMacBook Air(2019)と入れ替わるように販売終了となりましたが、1kgを切る軽いMacの後継機を望むユーザーも根強くいそうです。


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関連キーワード: a13, a14 bionic, apple, AppleRumor, arm, macbook
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