17型超狭ベゼル。デル本気の未発表ノート、XPS 17同系機の資料が出回る

画面占有率は13以上の92%。15型の写真も

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2020年04月26日, 午後 08:00 in note pc
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Dell Precision 5750
先日ウワサをお伝えした、デルの未発表高級・薄型ノートPC『XPS 15』『XPS 17』に続報です。
17インチ版『XPS 17』のワークステーション仕様と思われる信憑性の高い資料が出回ったことで、基本仕様の一部と発売日の手がかりが判明しました。
また、15インチ版『XPS 15』も、生産途中で撮影されたと思わしき写真が出回っています。

気になる本体デザイン――とくにナローベゼル度合に関して――ですが、両機種とも第一報の通り、既発売13インチモデル『XPS 13』の"開くとほぼ画面"設計をそのまま拡大したと考えて良さそう。

画面占有率は17にて92%との情報もあり、91.5%だった13を上回る値に。画面自体の大きさもあり、実際に見ると想像以上に"テンション爆上げ系ノートPC"となりそうです。Dell Precision 5750


そもそもXPS 15と17は、以前より発売予定のウワサが出回っていた点に加えて、該当するモデルと思われる写真がデル公式サイトから発見されているため、信憑性という点ではかなり高いものでした。

今回流れている情報の元となっているのは、大手卸売り企業Tech Dataのイベントで使われた資料。このPDFファイルへのリンクをstblr氏が大手掲示板Redditに投稿したことが発端となりました。
これまでのデル未発表製品のウワサ情報との整合性を勘案しても、信憑性は非常に高い、と考えてよいものとなっています。

その資料に画像が掲載されていたのが、デルのワークステーション級ノートPC『Precision 5750』。これは以前からXPS 17のワークステーション版とウワサされていたモデルであり、また外観(ベゼルの細さ)からも確かと思われます。

資料から読み取れる特徴をまとめると、下記のようなところとなります。

  • 発表予定......2020年5月
  • 重量......約2.14kg(4.7ポンド)から
  • 画面......アスペクト比16:10、IGZO素材採用液晶。一部構成ではHDR400認証も
  • CPU......インテルCore iの8コア版、上位モデルではXeon 6コア版。
  • GPU......単体搭載。最上位ではNVIDIA Quadro RTX 3000/6GB
  • RAM......DDR4-2933、最大64GB、ECC対応
  • ストレージ......最大4TB、NVMe(PCI Express接続)M.2形状で2基以上搭載(RAIDサポートがあることから)
  • USB......Thunderbolt 3(兼用USB Type-C)×4
  • 電源管理......インスタントオン対応(ただし検討中)、スリープ復帰などに使える近接センサーを搭載

このうち、CPUにXeon系が搭載可能な点や、GPUにQuadro系が選べる点、そしてRAMにECC(エラー訂正機構)付きが選べる点などは、ワークステーション版ならでは、と言えるポイント。そのためXPS 17ではそれぞれCore iとGeForce RTXに、メモリはECCなしの構成となりそうです。

嬉しいのは、ほぼ確実に予測されていたとはいえ、単体GPUとしてGeForce RTX、それも上位版が選択できそうな点(モバイル向けQuadro RTX 3000は、GeForceではRTX 2070 Max-Qに相当します)。合わせて、ストレージ用M.2スロットは2基以上が期待できる、という点にも注目したいところです。

Dell Precision 5750
▲第一報となった、デル公式サイトに掲載された写真。赤丸で囲んだスピーカー部の幅がポイントです(左側の若干狭いほうがXPS 15、右側の広いほうがXPS 17と目されています)


そして第一報通り、キーボードがテンキーレスバージョンであり、左右に比較的大きなスピーカー面積が取られている点も注目できるところ。これはXPS 13との違い(13のスピーカーは底面側で、キーボードは本体幅いっぱいです)でもあり、キーボードの大きさと比較して、本体のサイズを類推できるポイントでもあります。

重量が2kg超えとなっており、日本の感覚では17インチといえども少し重めとなるのが少し残念なところですが(ライバルとなる16インチMacBook Proは約2kg)、それでも底面積の小ささは言うことなしで、性能にも大いに期待できそうです。

Dell Precision 5750
▲XPS 15非タッチ版とされるモデル。スピーカー部の幅などの周辺情報は、確かに一致しています


そして、もう1機種となるXPS 15の写真は、上述したstblr氏がRedditに投稿したのが発端となっています。もとは韓国の認証機関より発見されたものとのこと。

XPS 15はタッチパネルあり版となし版の写真がありますが、ナローベゼル度がわかりやすいのはタッチなし版。こちらも(底面側が視認しにくいですが)13や17に近いベゼル幅の狭さであり、またスピーカー部の幅も13と17の中間的になっています。

また、隣りにあるACアダプタが昨今の視点では相応に大きい点にも注目できるところ。現行XPS 15のACアダプタは「USB Type-CなのにPD上限をも超える120W出力」という点でもUSB ACアダプタマニアの間で知られる存在ですが、次世代の15と17のACアダプタもそれは継承されそう。
ともすれば、珍品USB ACアダプタコレクターにはたまらない一品ともなりそうです。

Dell Precision 5750

いずれにせよXPS 17、15はともに、期待にそぐわないスタイルと性能を備えたモデルとなることは間違いなさそう。Precision 5750と近い発売日であるならば、速ければ5月に海外発表というスケジュールもあり得るかもしれません(もちろん、昨今の情勢だけあり、ずれこむことも十二分に考えられますが)。

正式発表されれば、間違いなく2020年を代表するノートPCの一角となるはず。発表が待ち遠しいモデルです。



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