アップル、新型コロナ対策支援のモビリティデータを更新。47都道県全ての検索が可能に

都道府県ごとに移動量の減少が分かれば「8割減」も目指しやすいかも

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年04月29日, 午前 07:50 in apple
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アップルは新型コロナウイルス対策支援のため、人々が移動する量の変化を表すモビリティデータを提供中です

すでに4月14日から提供が開始されていますが、28日(米現地時間)にデータが更新。それに伴って、日本では47都道府県すべてが検索可能となりました。こちらに都道府県名を入力して検索すれば(漢字の使用可能)、それぞれのモビリティデータが確認できます。このモビリティデータは、人々がコミュニティ内で徒歩や自転車、公共交通機関を利用して移動する量の変化を時間軸に沿ったグラフおよびCSV形式で示したものです。基本的には自治体や保健当局に情報を提供し、新たな公共政策の基盤として活用されることが目的とされますが、誰もが特別な資格やパスワードなしに閲覧およびダウンロードできます。

はじめは世界の主要都市および63の国と地域を対象としていましたが、今回の更新により、日本の都道府県すべての移動傾向を検索したうえで表示可能となったかっこうです。ちなみに更新以前でも、東京や大阪は検索できました。

モビリティデータの表示は、具体的にはAppleマップ(純正マップアプリ)上で経路が検索された回数をカウントし、収集されているデータと比較。それらを人々の徒歩、自動車、公共交通機関での移動量の変化として、世界各地のデータに反映されるしくみです。

またアップルのプライバシー保護は、この取組みでも一貫しています。モビリティデータとユーザーのApple IDとの関連付けは行わず、ユーザーの移動先に関する履歴も保存されないとのことです。

そもそも(新型コロナ以前から)Appleマップが収集した検索語、経路、交通情報などのデータは、ランダムかつ一時的な識別子に関連付けられ、識別子は頻繁にリセットされるため、自社がユーザーの移動や検索に関するプロファイルを保有することはないとも強調されています。

日本政府は新型コロナの早期終息のため、人と人との接触機会を8割削減するよう呼びかけています。なかなか達成が難しくはありますが、お住まいの都道府県のモビリティデータを確認し、ひとりひとりが「家にいる」ことを心がけて、気を緩めずに感染者数の減少を目指したいところです。

 

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関連キーワード: apple, AppleMaps, coronavirus, COVID-19, mobility, privacy
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