iPhone 12(仮)の量産が1ヶ月程度遅れるとの噂(WSJ報道)

新型コロナによる需要の弱まりとサプライチェーン混乱のため

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年04月28日, 午後 04:30 in apple
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iPhone12
EveryThingApplePro/Max Weinbach

アップルが今年秋にリリースすると見られる、次期フラッグシップiPhone 12(仮)シリーズ。その量産が1ヶ月程度延期されるとの噂が報じられています。米Wall Street Journal報道によると、今年は4種類の新型フラッグシップiPhoneをリリースする計画が進められているとのこと。それらは5G対応し、画面サイズは5.4インチ、6.1インチ(2機種)および6.7インチで、すべてが有機ELディスプレイを搭載。そうした見通しは有名アナリストMing-Chi Kuo氏も予測しており、開発が遅れているとの見方(特にハイエンドの6.7インチモデル)も一致しています。

量産を遅らせる理由としては、新型コロナウイルス感染拡大により世界的に消費者の需要が弱まっていることと、同社が依存しているアジアのサプライチェーン全体が混乱している事情が指摘されています。

さらに新型コロナ以前にアップル株が記録的な高値となっていた背景には、初の5G対応となるiPhone 12に対する市場の期待があります。が、事情通によれば、同社は今年後半に生産するiPhoneを20%も削減する予定だと述べられています。

iPhone 12シリーズの開発が遅れているとの観測は、WSJが初めてではありません。まず2月末にReutersがアップルのエンジニアらが渡航制限により中国の工場に行けないため、量産準備が難航していると報道。そして今月上旬には中国GF Securitiesのアナリストが、EVT(技術検証試験。量産にいたる工程のうち、最初期に当たる)段階が2週間延長されたと報告していました

開発が遅れているからといって、リリースが遅れるとはかぎりません。たとえば2017年のiPhone Xは、例年の新型フラッグシップと同じく9月に発表されて10月に発売され、2018年のiPhone XRもiPhone XS/XS Maxと同時にお披露目されながら約1ヶ月遅れで発売されました。

iPhone 12シリーズは5G対応のほか、iPad Proのような角張ったデザインとなり、LiDARスキャナ搭載によりARアプリが強化されるなど、数々の意欲的なアップデートが期待されています。そうしたフラッグシップ機に買い換える旧モデルのユーザーが多いのか、それとも安価なわりに高性能な新型iPhone SEで満足する「消費の格下げ」が優勢なのか、今後の展開を見守りたいところです。
 
 

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