NANOTE旅人(自粛中)ITライターの中山です。激安ジャングルのドン・キホーテから1万9800円(税別)のUMPC「NANOTE」が発売されました。個人的には「小さいデバイス」って何度も買って失敗してるので、もう騙さないぞって思ってるんですが、1万9800円なら騙されてもいいかと、近所のドン・キホーテへ発売日の開店時間に突入しました。スタートダッシュに出遅れて2番目の購入でしたけど。NANOTE▲自宅近くのドン・キホーテで購入

購入した「NANOTE」の基本スペックは、プロセッサーがAtom x5-Z8350、メモリーは4GB、ストレージはeMMC 64GB。はい同じくドン・キホーテから発売されている14インチのノートPC「MUGAストイックPC 2」とストレージが32GBから倍になっている以外は同じですね。というか2年半年前に同じくレポートした初代の「MUGA ストイックPC」も同じプロセッサーです。
ひととおりアップデートをあてたところで、CINEBENCH R15を走らせてみます。結果はOpenGLが6.76fps、CPUが86cb。お世辞にも「十分」とは言えないレベル。ちなみにウィンドウズアップデートが走っているときは、CPUがほぼ100%でフル稼働。本体底面もかなり熱くなっていました。

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▲CINEBENCH R15の結果

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▲アップデート後のストレージは約35.7GBの空き容量だった

試しにEdgeでYouTubeを観てみましたが、画面表示に時間がかかります。動画のサムネイルがなかなか表示されず、動画の再生をスタートすると、スムーズに閲覧できることもありますが、バックグラウンドでなにかが動作すると途端にコマ落ちや音ズレなどが発生。快適に観られるとはちょっと言えないレベルです。

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▲YouTubeにアクセスしてもなかなか動画再生がスタートしません

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▲タブ1枚でYouTubeを再生させるだけでCPUは58%以上、メモリーも約7割消費してしまう

ですがテキスト入力などは一応ストレスなくできます。Mobile版のWord、Excel、PowerPointがプリインストールされているので、試しにWord Mobileで入力してみましたが、ソフトの起動にもたつきはするものの、タイピングの反応が悪いといった問題はありません。ただコンパクトサイズゆえのオリジナルなキー配列のため、普段使っているキーボードのつもりでタイプすると、かなりミスタッチします。

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▲タイピングの反応は悪くない

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▲キーピッチは実測で約15.4mm

特にエンターキー周辺はかなりごちゃごちゃと無理した配列。このあたりどこまで慣れることができるかが、使い続けるためのポイントになりそうです。

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▲エンターキーから下はかなりの変態配列

ディスプレーは7インチ(1920×1200ドット)で、ヒンジが360度回るようになっているので、テントスタイルやタブレットスタイルにもできる、いわゆる2in1です。もちろんディスプレーもタッチ操作に対応してます。

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▲180度に開いた状態

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▲テントスタイル

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▲タブレットスタイル

インターフェースは本体右側面に集中していて、microSD、イヤホンジャック、microHDMI、USB3.0、USB Type-Cと並んでいます。充電はType-C端子からで、ケーブル一体型の充電器が付属しています。

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▲本体右側面には左からmicroSD、イヤホンジャック、microHDMI、USB3.0、USB Type-Cがある

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▲本体左側面は端子類がなにもない

充電器の出力は5V/3000mA。試しにType-Aから5V/2.4Aで出力できるUSB充電器でも試してみたところ、エラー表示などはなく充電できました。Type-CのPD対応充電器でもオーケー。なので持ち歩く際は付属の充電器ではなく、スマートフォンなどと共用でも問題なさそうです。

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▲同梱品は充電器のほか、microHDMMIから標準のHDMIへ変換するアダプターと、Type-A to Type-Cのケーブルが1本

microSDはセットすると完全に本体に入り込んで、出っ張りがない状態になります。本体ストレージが64GBと少ないので、リーダーとして使うのではなく、microSDをセットしたままにして追加のストレージとして運用するのがよさそうです。

Engadget
▲本体底面のシールは曲がって貼られている。おしゃれは見えないところからって婆ちゃんが言ってた

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▲本体は実測で約544g

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▲アダプターは約89gだった

本体サイズは約181(W)×113.6(D)×19.6(H)mm。スペック表に重量の記載はありませんでしたが、実測で約544gでした。このサイズなら小さめのカバンにいれて持ち歩くのも悪くないですね。さすがに1万9800円という価格だけあって、メインPCにとはいきませんが、2台目・3台目として買うのはアリかもという感じです!

NANOTEの入荷台数については未公開で、在庫の追加や再販売については未定です。気になる方は売り切れになる前に早めにゲットしましょう。

■追記(2020年5月3日)
記事執筆のあと、Windowsのバージョンを1909にアップデートし、使用するウェブブラウザーをChromiumベースの新しいMicrosoft Edgeにしたところ、YouTubeやNetflixの動画も割とスムーズに視聴できるようになりました。ウェブページの描画速度こそもたつきますが、いったん動画を再生し始めると安定しています。バックグラウンドで動作するソフトなどに気をつけて運用すれば、動画視聴マシンとしても使えそうです。