2020年第1四半期のスマホ市場は大幅な落ち込み。第2四半期はさらに悪化の可能性も

理由はあきらか

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年05月1日, 午後 05:30 in business
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市場調査会社3社が、2020年第1四半期のスマートフォン出荷台数に関する調査結果を発表しました。発表したのはIDC、Canalys、Strategy Analyticsの3社で、各社数値はマチマチですが、前年同期比で大きく落ち込んだのは確かなようです。

もちろん、この背景にあるのは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックです。市場が大きい中国での経済活動の停滞が大きく響いたというのが、各社共通の認識。世界的な減少幅は11.7%と報告するIDCは、中国だけで20.3%の減少し、米国は16.1%、西欧で18.3%の減少を記録したとしています。

もっとも大きな下げ幅を報告しているStrategy Analyticsは、前年同期比で17%の減少だったとのこと。また、Canalysは13%の減少としています。

なお、全体的に出荷台数が減少しているため、スマートフォンシェアのトップ3は、Samsung、Huawei、Appleで変動はありません。やはり調査会社によりばらつきはありますが、Samsungは17~19%、Huaweiは17~18%の減少と下げ幅が大きかったのに対し、Appleは0.4~9%の減少にとどまっています。これはiPhone 11シリーズの成功があるというのは、各社共通の認識。4月に発売されたiPhone SEが、インドなど低価格帯がメインの市場で受け入れられれば、Huaweiとのシェア逆転もありそうです。

中国の経済活動は再開されつつありますが、Canalysのアナリストは、「多くのスマートフォンメーカーは第2四半期に新型コロナの影響がピークになる」と予想しており、今後も当面の間はスマートフォン市場に厳しい状況が続きそうです。
 
 

 

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関連キーワード: Apple, business, canalys, gear, Huawei, IDC, mobile, news, sales, Samsung, Strategy Analytics
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