GWのおうちじかんをiPhone SEで楽しんでみてはいかが?(松村太郎)

シンプルで良カメラ

松村太郎(Taro Matsumura)
松村太郎(Taro Matsumura)
2020年05月2日, 午前 10:00 in iphonese
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iphonese2020年4月24日にSIMフリー版が発売となった第2世代のiPhone SEのレビューをお届けします。

iPhone SEは4.7インチのボディにA13 Bionicチップを搭載するミドルレンジスマートフォン。日本では4万4800円(税別)〜、通信キャリアの最大2万円割引を活用すれば、2万円台から購入できる新型iPhoneとなります。

Appleの成功体験から、iPhone SEという機種には「2世代前のデザイン」に「最新のチップを載せる」と規定されています。

現在のラインアップとしては、iPhoneの中で最も小さく、最も軽く、最も価格が安い製品であるし、ミドルレンジスマートフォンの中では最高の性能を誇るモデル、と位置づけることができるでしょう。

どうしても、iPhone 11やiPhone 11 Proシリーズとの比較になってしまうため、ディスプレイ方式、画面サイズやFace IDなどの新しいフォームファクターに慣れてしまうと、すでにホームボタン搭載のiPhoneを「使いにくい」と感じてしまうかもしれません。

もちろん、ホームボタンを備えたiPhoneを使っている人にとっては、全く問題ない話です。余談ですが、iPhone SEがTrueDepthカメラと前面フル画面を備えるようになるのは2024年頃になるのではないか、と予想しておきましょう。

スマホレビューと #おうちじかん

のっけからちょっと愚痴っぽくなりますが、そもそもスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスは、コンピュータ環境やインターネット環境をデスクトップから解放するためのツールです。

いつでもどこでも、インターネットにつながっているコンピュータをポケットの中に持ち歩く、というのがスマートフォンの当たり前になりすぎたコンセプト。しかし現在は、自分の身を守り、公衆衛生に貢献するため、外出の自粛が重要な時期です。

ということで、普段はできるだけ、スマートフォンを実利用に近い状態で数日使い、携行性、いろいろな場面での操作性、バッテリー持続時間などをチェックしていくのですが、そうした普段どおりのレビューは叶いません。そもそも、普段使っているスマホすら、1日中ワイヤレス充電器の上に載せっぱなしになっていて、タブレットやパソコンの方が稼働時間が長くなっています。

その一方で、家にいるとしても、スマートフォンで最も役立つ機能はカメラ機能でしょう。そんなわけで今回はiPhone SE(第2世代)のカメラで、おうちじかんを楽しんでみました。

1200万画素カメラについて

iphonese

iPhone SEには、背面にシングルカメラが搭載されています。ボディはiPhone 8と同じで、iFixitの解剖によると、ディスプレイもカメラも同じものが搭載されているとのこと。

ただし、カメラソフトウェアはiPhone SE向けに新たに書かれたもの、というのも、シングルカメラとA13 Bionicの組み合わせはiPhone SEが初めてのモデルとなるため。2つ以上のカメラで構成されるシステムの機能をできるだけ多くシングルカメラに実装する努力が行われていたそうです。

そんな背面1200万画素カメラにはFocus Pixelが搭載されており、カメラハードウェアから焦点距離の情報を得ることができるようです。しかしFace Time HDカメラには、ハードウェアとして焦点距離を取る仕組みがありません。それにもかかわらず、背面、前面両方のカメラで、背景をぼかして人物を浮かび上がらせるポートレートモードに対応しているのです。

iPhone X以降では、前面にTrueDepthカメラが搭載されており、赤外線を使って被写体を浮かび上がらせます。これと同じ効果を、A13 Bionicを用いた画像処理だけで実現している点は、iPhone SEのカメラにおける、一つの見どころと言えるのではないでしょうか。

おうちじかんを楽しめるカメラ

さて、iPhone 11を手にしたとき、iPhone XSと比べても見違えるほどのカメラの品質に驚かされました。Smart HDRでまず驚き、のちに実装されたDeep Fusionでさらに驚かされる、という2段ロケット。iPhone SEにもSmart HDRが搭載され、ちょっとしたスナップの高画質間を体験することができます。少しサンプルを見ながら。

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▲カリフォルニアポピーが家の敷地に咲いていたので、摘んで活けてみました。実際バークレーで見た花より薄めの色合い。人物以外にポートレートは効かないのですが、花の輪郭と背景の壁がバッキバキに分かれていますね

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▲木でできたレインボーの置物。夕方の暗目の室内だったのですが、色の濃淡、木目のテクスチャなどが再現されています

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▲もう一つ、カラーパターンのような色鉛筆の写真。こちらも、削ってある芯や軸の部分に、削った際のパターンが残っている様子がわかります

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▲都内のパン屋のお取り寄せ、詰め合わせセットに入っていたチョコクロワッサン。ズームを使っていませんが、これだけ食べ物によって撮影することができ、細かい皮のパターンもリアルです

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▲こちらもお取り寄せのくるみパン。パンをカットして寝かしてフォーカスを合わせると、切る前のたったパンのてっぺんはボケるぐらい、F1.8のiPhone SEのカメラは被写界深度浅めです

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▲観葉植物にたまたま陽がさしていて、不思議なテクスチャが浮かび上がっていたので1枚。小学生高学年など、学校に通う子供にもぴったりのiPhoneは、理科の授業などで植物や昆虫を撮影するときにも役立ちそうです

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▲ベランダにラグとクッションを持ち出して、外出せずに日光浴できるスペースにしてみました。背景の緑もだんだん濃くなっていき、日差しも強くぽかぽかと楽しめます

非常に細かいのですが鉛筆の写真、ベランダのクッションやラグの写真をiPhone 11 Proで撮影してみると、表面のテクスチャがより鮮明に再現されていました。おそらくこれがDeep Fusionの効果ではないか、と思われますが、じゃあiPhone SEの写真が物足りないか? と聞かれれば、そうではないと思いました。

ナイトモードには非対応ですが、暗いところでシャッタースピードが極端に遅くなるわけでもなく、シンプルで扱いやすいカメラという印象。もちろん4K/60fpsや、240fpsスローモーションの撮影も対応しており、コンパクトで十分綺麗なiPhoneのカメラを楽しむことができる、と思います。



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