iMessageで送信済みメッセージの編集が可能に?アップルが特許出願

WhatsAppでもできないことです

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年05月1日, 午後 02:30 in apple
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iOS標準のメッセージアプリiMessage(日本名はメッセージ)は、WhatsAppやTelegramといった他社アプリに機能面で見劣りする点が数多くあります。

そうした状況を改善するためか、アップルがiMessageに「送信済みメッセージを後から編集する機能」の追加を検討していると示唆する特許を申請していることが明らかとなりました。本特許は「メッセージング用のデバイス、メソッド、およびグラフィカルユーザーインターフェイス」と題されて、2019年12月にUSPTO(米特許商標庁)に提出されたもの。4月30日付で一般公開されたことを、米AppleInsiderが発見して報告しています。

この特許文書内で注目すべきは、投稿後にメッセージを編集できる機能への言及です。Slackなど一部のメッセージングサービスではサポートされていますが、現状のiMessageでは利用できません。これはSlackが電話ネットワークを介して別のユーザーに一対一で送信しているわけではなく、各ユーザーが1つのサーバーにログインしたシステムのために実現が容易だからと思われます。

同様の機能を、いかにしてiMessageで実現するのか。アップルは特許文書中ではバックエンドの具体的な技術には言及していませんが、ユーザーがそうした編集を行える複数のインターフェースについては詳細に解説しています。

たとえば運用例として図示されたモックアップでは、送信済みメッセージを長押しするとアクションメニューが表示。ユーザーはそのテキストを一部修正したり、完全に変更したりもできる。ただし受信者側のアプリではメッセージが編集されたことを明示し、編集前のテキストを見ることもできるといった具合です。

iMessage

ほか、特許文書では「プライベートメッセージ」や「外国語テキストの翻訳」についても触れています。ただし特許はあくまで社内で開発あるいは検討していることを示唆しているに過ぎず、最終的に公式なiOSの機能として採用しない可能性も十分にあり得ます。

とはいえ、送信済みメッセージの編集は強力なライバルのWhatsAppさえできず(誤送信メッセージを取り消す「全員のメッセージを削除」のみ)もし実現すれば大きなアドバンテージになるはず。上述のように「どうやって技術的に実現するか」も不明ですが、いずれそちらの特許も出願されるのかもしれません。

 
 

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