iFixit、iPad Pro用Magic KeyboardをX線透視。トラックパッドはMacBook Proと別もの

さすがに高価なだけのことはある

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年05月8日, 午後 03:00 in apple
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iFixit
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ハイテク新製品が発売されたらすぐ分解でおなじみの修理業者iFixitは、iPad Pro用のトラックパッド内蔵Magic Keyboardを完全分解......は今のところ出来ていませんが、その前にX線撮影による透視結果を公開しています。iFixit

キーボード部分が新13インチMacBook Pro等と同じシザー式であることは、アップルの公式発表通り。そのすぐ下、左右のパームレスト部分には大きな金属板が入れられています。本製品を手にした人が誰しも述べている「本体より重い」という印象は、このためと見て間違いなさそうです(おそらくiPad Proの転倒を防ぐためのウェイト)。

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そして興味深い点の1つはトラックパッドです。見かけこそMacBookのものと似ていますが、中味はまったく新しいデザインのようです。MacBookのトラックパッドにはボタンがなく、触覚フィードバックにより擬似的に「クリック」感を作り出す感圧型ですが、こちらは複数の物理的なボタンが配置されているのが分かります。

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iFixitは、この機構こそがトラックパッドのどこを押しても均等なクリック感が得られる秘密と示唆しています(MacBook Proではトラックパッド上部でクリック感が薄いとの声もある)。多くのノートPC用の内蔵入力デバイスよりも、様々な工夫が凝らされているというわけです。

そして折りたたみ部分の両側にはそれぞれ、少なくとも2つのバネ式ヒンジがあり、その上には小さで簡素なピン型ヒンジがあります。この独特の構造が、本体の背面に張り付く側の下3分の1くらいから折り曲がりつつ、好きな角度に調整してiPad Proを保持できるしくみを実現しているようです。

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またiPad ProとMagicKeyboardをくっつける磁石も、かなり複雑なエンジニアリングが施されており、頑丈かつ安定した使用体験を支えているとうかがえます。たとえば背面カメラ用切り取り口の周囲には、iPad Proに内蔵された磁石と並ぶよう配置されつつ、(角度調整のための)間隔を空け、構成するための「多くの小さな極性ビット」があるとのことです。
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iFixitはデバイスの謎をさらに解き明かすため、できるだけ早く完全な分解を行う予定と述べています。何か詳しく知りたいことがあれば、公式Twitterアカウントにお願いしておいてもいいかもしれません。



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関連キーワード: apple, ipad, ipadpro, magic keyboard, trackpad
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