Doomを動かすためだけの1ボードマイコン「DooM -Chip」発表。レンダラーのコードは666行

ヌルヌル動く

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年05月12日, 午後 06:00 in Gaming
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1993年にDOS用のシェアウェア(いまでいうアプリ内課金的な支払い方式)でリリースされたFPSゲーム『Doom』は、その後ゲーマーだけでなくプログラマーにも愛されるようになり、ビットマップモニターを備えるあらゆるデバイス、たとえばiPodから銀行ATM、プリンターなどにも移植されています。

そして最新の移植先は、GPUデザイナーでプログラマーのSylvain Lefebvre氏が、インテルのFPGAチップCyclone Vを使って作ったオリジナルのDoom専用システムです。Cycloneシリーズはもともとアルテラ社が開発製造していたラインナップで、その中でも低価格なSoC FPGAという位置付け。Cyclone VはArm Cortex A9をシングルもしくはデュアルで内蔵、工業分野から無線/優先通信、軍用および自動車分野での利用が主な用途です。

Lefebvre氏はCyclone Vチップを搭載するTerasic Technologies DE10-NanoキットをベースにSDRAMコントローラーやディバイダー、BSPトラバーサル、テクスチャユニットなどを自作。DoomがVGA解像度(640x480)、60fpsで動作する専用カスタムマシン"DooM-Chip"と名付けました。Lefebvre氏はDooM-Chip用メインレンダラーのコードが「666行だった」とやや演出がかった言葉を吐いています

ただ、DooM-ChipはまだDoomを完全移植したわけではなく、レベルE1M1のあらかじめ定められたルートを自動的に駆け回るデモだけの状態。リフトは一定間隔で上下し、ドアはすべて開放されています。Lefebvre氏は今後、ジョイスティックによる操作を可能にし、敵の登場などを追加、さらに光源の設定なども調整して、最終的に完成すればGitHubでのソースコード公開を計画しているとのことです。

 
 

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