iPad Pro用Magic Keyboard、トラックパッドの押しやすさは「レバーシステム」のため。iFixitが続報

テコの原理

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年05月13日, 午前 08:00 in ifixit
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ハイテク製品の分解の方が本業よりもおなじみの修理業者iFixitは、先日iPad Pro用Magic Keyboardの分解に取り掛かりました

前回は米国の主要都市で今なお続くロックダウンや社会的距離のため(?)X線による透視に留まっていましたが、新たにトラックパッド部分を物理的に分解し、使いやすさの仕組みを解き明かしています。
本製品のトラックパッドは見かけこそMacBookのものと似ていますが、透視図ではまったく新しい設計であると明らかになっていました。前回、iFixitはこの機構を複数の物理的なボタンが配置されていると見て、それがトラックパッドのどこを押しても均等なクリック感を実現していると解釈していました。

しかし分解の結果、ボタンは中央に1つだけ。その左右にはレバーシステムが配されているというかっこうです。たとえば中央近くを押した場合は、上か下か、左か右に関係なく直接にボタンが押されます。
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かたや中心から離れた上部や下部、あるいは左右の角のいずれかの近くを押すと、レバーシステムが働いて中央のプレートが押し上げられ、カチッとクリック音が発生するからくりです。

iFixitによると、このトラックパッドはMagic Keyboard本体を大幅に壊すことなく分解できる唯一の部分とのことです。「少なくとも完全な修理ガイドの準備が整うまでは、これが解体できる限界です」と述べられており、担当者も在宅勤務につき利用できる機材が限られているのかもしれません。

緊密に各パーツが組み上げられているアップル製品の隅々までの分解はネジを外すなど生やさしい手段でできるわけもなく、トラックパッドなしのiPad Pro用Smart Keyboardのそれも生魚を三枚におろすような光景となっていました。高価な代金を支払ったいちユーザーにはとてもできない完膚なきまでの分解レポートを、iFixitが届けてくれる日を待ちたいところです。

 
 

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