Alienware 2020 Model米国のデルが、ゲーミングPCブランドとなるAlienwareのノートPC「Area-51m」「m17」「m15」と、デスクトップ「Aurora」の2020年モデルを発表しました(上の写真は新Area-51mを分解した状態)。

CPUにはインテルの最新世代となる"Comet Lake"こと第10世代Core iシリーズを搭載し、GPUにもAMDとNVIDIA両メーカーの最新世代モデルを採用。
さらにノートPCでは、最高300Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイパネルの選択が可能となるなど、現行モデルに比べても、高性能ゲーミングPCに要求される性能を発展させたモデルとなっています。


Alienware 2020 Model

17.3インチディスプレイを搭載したArea-51m R2は、デスクトップPC向けのCPUを搭載することで評判を呼んだ最上位ノートPCの2020年版です。

今回もCPUの最上位には、インテルの第10世代Core i9-10900Kを採用し、これを5.3GHzにオーバークロックするという並みのデスクトップPC以上の構成。なお10コアプロセッサの採用は、Alienwareシリーズでも初となります。

またCPU以上の特徴とも呼べそうなのがGPU。その理由は、選択可能なオプションで、RDNAアーキテクチャを採用するAMD RADEON RX 5700M 8GBも選択できるため。このクラスのゲーミングノートPCでRADEONが選択可能なのは非常に珍しい構成です。

なおGPUには、NVDIAのGeForce RTX 2070 Super/2080 Superも選択可能。つまりNVIDIAとAMDの2大メーカーが選択可能というわけです。

さらにディスプレイパネルオプションでは、4K解像度/300Hzの高速駆動が可能な構成も用意。さらにユーザーの頭と目線を読み取るTobiiアイトラッキングシステムも搭載可能です。システムの最大RAM容量は64GBで、4TBのRAID 0構成が選択できます。キーボードは任意の同時入力を検知するNキーロールオーバーに対応し、RGB LED照明が埋め込まれています。

なお、画面の大きさやデスクトップ用CPUを搭載する点などから、今世代も本体は9ポンド(約4kg)と、なかなかの重量級です。Area-51mは6月9日から販売が開始され、価格は3050ドル(約33万円)からとなっています。

Alienware 2020 Model

Area-51mに比べると薄型となるモデルが、同ブランドの主力ノートPCとなるm15 R3/m17 R3です。m15は15インチ、m17は17インチ画面を搭載します。

CPUには第10世代の高性能ノートPC向け(TDP 45W)となるインテルCore i9-10980HKまでが搭載可能で、GPUはGeForce RTX 2080 Super Max-QかRadeon RX500Mから選択可能。最大32GBのDDR4 RAMが搭載可能です。本体重量はm15が4.65ポンド(約2.1kg)、m17が5.5ポンド(約2.5kg)です。

両モデルとも1080p解像度ディスプレイを採用し、標準モデルでは144Hz、上位モデルでは300Hzのリフレッシュレートを実現。15インチモデルではDCI-P3に、そして17インチモデルではAdobe RGBに100%準拠した4K/60Hzディスプレイが選択でき、どちらもTobiiアイトラッキングシステムが選択可能です。

m15は1500ドル(約16万円)から、m17は1550ドル(約17万円)からの価格設定で、どちらも2020年5月21日から販売が開始されます。


Alienware 2020 Model

デスクトップPCとなるAuroraの最新モデルでは、CPUだけでなくGPUにも液冷システムの選択が可能となり、動作音を軽減(上の写真は、CPUとGPUに液冷システムを搭載した構成で、内部を開けた状態です)。
最上位構成では、CPUには第10世代Core i9-10980HKを、そしてGPUにはGeForce RTX 2080 Superを搭載可能と、基本パーツも最新世代に更新されています。

本体価格は標準構成で1129ドル(約12万円)からとなり、5月28日からは880ドル(約9万4000円)の廉価な構成も販売されます。