ラスベガスに「Loop」用トンネルが開通。イーロン・マスクの新地下交通システム

2021年運行開始予定

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年05月15日, 午後 04:30 in Transportation
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Pool via Getty Images

イーロン・マスクのトンネル掘削会社The Boring Company(TBC)が、ラスベガスに2本の地下トンネルを貫通させました。このトンネルは毎年1月に開催される家電見本市CESの会場として知られるラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)の地下12mに"Loop"と呼ばれるマスク氏考案の新交通システムを通すために作られました。PR文によればこのシステムは"Convention Center Loop"と名付けられ、完成すれば30万平米(およそ9万坪)のコンベンションセンター敷地内に設置される3つの停留所を数分で往復可能になります。

LVCCは目下拡張工事のまっただ中。ただでさえ広い敷地がさらに広くなり大規模イベントでの行き来が大変になることを心配する人もいるかもしれませんが、新たに設置されるモノレールとともに「徒歩なら15分ほどかかるLVCC内の移動を2分」に縮めるとうたうConvention Center Loopが人々の流れを手助けすることになりそうです。

Loop内を走行する車両としては、テスラModel Xにミニ四駆のようなガイドローラーを取り付けた車両がSpaceX本社近くのテストトンネル内を走行したことがありました。とはいえ、このままでは1度に輸送できる人数が少ないことから、以前に提示されたような十数人を一度に輸送できる自動走行車両が持ち込まれることになるはずです。

ラスベガス観光局は、Convention Center Loopが2021年に開通する予定だと述べ「ラスベガスでの将来の交通手段の到来を告げるに役立つ」「この種の輸送ソリューションをイベント参加者に提供できることを楽しみにしている」とコメントしています。

TBCにとって、LVCCへのLoop設置は初の商業輸送進出となり、1時間あたり4000人以上を輸送できる設計であるとのこと。早く実際に人を乗せて走る姿を見たいものです。ちなみに、Convention Center Loopには将来的にラスベガス・ストリップやマッカラン国際空港、建設中のアレジアント・スタジアムなどに延伸する計画もあります。しかしそれがいつ頃になるのかは、まだはっきりしていません。

 
 

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