四足ロボット「Spot」がニュージーランドで羊を追う

牧羊犬がロボットに仕事を奪われるかも

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年05月20日, 午後 07:30 in robot
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Rocos2020年5月19日(現地時間)、ニュージーランドのロボティクス企業・Rocos社は、小型四足ロボット「Spot」で知られるBoston Dynamics社とパートナーシップを結んだと発表しました。

Rocos社は、ロボット操作を管理するクラウドベースのプラットフォームを開発している企業です。同社では自社プラットフォームを活用し、Spotを遠隔地からリモート管理するシステムを構築しました。Rocos社のプラットフォームと組み合わせることで、より簡単に遠隔地から管理・操作ができ、キャプチャーしたデータにも手軽にアクセスできるようになるとのこと。

Spotは「高い耐久性」「険しい地形でも問題なく走破できる機敏性」「周辺環境を的確にマッピングする機能」といった、厳しい環境にも対応できる性能を備えています。そのため、同社ではさまざまな環境下でSpotを遠隔管理・操作してデータを取得。そのデータを既存のビジネスシステムにフィードバックさせることで、より安全かつ効率的なビジネスを作り上げることを目標としています。

例えば、Spotを使って農地を調べ、どれだけ作物が収穫できるのかのデータが取得できれば、農地に行かずに正確な収穫量の見積もりが取れ、効率的な作業が行えます。こうした効率的なビジネスの実現は、農業だけでなく自律型ロボットの利用が想定されている業界全てで役立つことです。

実際にこのシステムを使って「Spotで羊を追う実験」が行われ、その模様を収めた動画が公開されています。あくまでもSpot活用方法を探るための実験の一つですが、何年か後には日本にいながらにしてニュージーランドで牧羊ができる日がやって来たりするかもしれません。

 
 

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関連キーワード: agriculture, boston dynamics, robot, Rocos, spot
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