長引くコロナ禍により、おうち時間のさらなる楽しみや、テレワークがより便利になるガジェットを無意識に探している方も多いのではないでしょうか。パソコンの買い替えや、マイク、机、椅子などいろいろなものをこの1年で購入されてきたと思いますが、モニターをまだ購入されていない方、今のモニターから買い替えを検討している方におすすめしたいモデルがあります。

それが、9月10日に発売になったばかりの「HUAWEI MateView GT」です。HUAWEI MateView GTは、分類的にはゲーミングモニターなのですが、ゲームでの使い勝手はもちろんのこと、テレワークやゲーム以外のエンタメにも力を発揮するモニターでした。

レビューをするために2か月以上も借用した結果 、返却せずにこのまま買い取りたいレベルで気に入っています。筆者は普段、正確な色味が出る15万円ほどの4Kモニターを使っているのですが、「日常的な使い勝手はHUAWEI MateView GTのほうが良い」というのが正直な感想です。

「ウルトラワイドモニターの使い勝手が良かっただけでは?」という反応もありそうですが、ゲーミングモニターというのがミソ。ゲーミングPCはその性能の高さから、4K動画などの重たい編集作業や、3DCG、イラスト制作などさまざまなクリエイティブ作業にも優れているパソコンです。同様にゲーミングモニターもゲームだけでなく、動画視聴や動画編集や仕事など、様々なシーンで恩恵があります。

ゲームが快適に遊べるだけでなく、日常使いも捗るなんて良くないですか? しかも、「コストパフォーマンスも良く、手が出せる価格帯で」です。

ということで、この記事ではHUAWEI MateView GTの魅力や使い勝手をご紹介します。

ゲームの没入感が凄い! 横長の視野は想像以上の破壊力

HUAWEI MateView GTのディスプレイサイズは34インチ 。解像度3440×1440ドットでアスペクト比21:9となっています。21:9の比率はウルトラワイドモニターと呼ばれており、一般的な16:9のモニターと比べるとかなり横長なサイズ。この解像度と21:9比率が思った以上の破壊力でした。

CD PROJEKT®, Cyberpunk®, Cyberpunk 2077® are registered trademarks of CD PROJEKT S.A. © 2021 CD PROJEKT S.A. All rights reserved. All other copyrights and trademarks are the property of their respective owners.

こちらをご覧ください。この写真は『サイバーパンク2077』という人気タイトルを遊んでいる様子です。21:9のアスペクト比に対応しているゲームのため、通常のモニターでは見ることのできない範囲まで表示できています。

▲アスペクト比21:9の場合

▲アスペクト比16:9の場合

最新のPCゲームでは21:9のアスペクト比に対応しているケースが多いです。例えば、『DEATH STRANDING』や『Apex Legends』、2021年11月に新作が発売される『Forza Horizon』などなど。これらはPlayStationなどの据え置きゲーム機でももちろん遊べますが、HUAWEI MateView GTでプレイする場合にはPC版のほうが見える範囲が広いので、同じゲームでも違った見え方で楽しめます。

また、HUAWEI MateView GTは165Hzの高リフレッシュレート。性能面でも優れています。動きが素早く、一瞬の判断で勝敗が分かれるバトルロイヤル系のゲームなどにもおすすめです。

ほかにも独自機能として、三段階で輝度を調節できて暗部での視認性を改善する「ダークフィールドコントロール」機能や、「FPSモード」「MOBAモード」「RTSモード」「映画モード」「景色モード」といった遊ぶゲームや使うシーンによって色味を自動調整してくれる機能、画面上にレティクルを表示させる「ターゲットアシスト」機能なども搭載。AMD Free-Syncテクノロジーにも対応しており、ゲーミングモニターとして高い性能を備えています。

映画の迫力も凄い! シネスコサイズにバッチリ

 

HUAWEI MateView GTは、ゲーム以外のエンタメでも魅力的です。例えば映画。映画はシネスコサイズ(2.35:1)という横長アスペクト比の作品が多いです。そんなシネスコサイズはHUAWEI MateView GTの21:9に極めて近いアスペクト比。そのため、HUAWEI MateView GTはシネスコサイズに対応した映画を画面一杯で楽しむことができます。

ポイントは、モニターの表面が平らではなくカーブを描いていること。HUAWEI MateView GTは半径約1500mmの円を描くカーブになっていて、これが没入率を高めるだけでなく、モニターを隅々まで見るのにも貢献していました。

また、HUAWEI MateView GTは色味に関しても抜かりはありません。デジタルシネマ規格のDCI-P3を90%カバーし、sRGBを100%カバーします。さらに、HDR10テクノロジーと4000:1のコントラスト比、最大350nitsの明るさなどにより、映像をより深い色合いで楽しむことができます。

NetflixやAmazon プライムビデオなどの動画配信サービスには、シネスコサイズに対応した映画が配信されているので、ぜひ観て欲しいなと思います。

作業効率が間違いなく上がる! もう16:9には戻れない

HUAWEI MateView GTの画面の広さは仕事でも力を発揮します。

上記画像はHUAWEI MateView GTを画面3分割して使っている様子です。見えにくい位置はなく、どれも綺麗に見られます。

液晶モニターを2分割で使っている人は多いと思いますが、3分割を覚えると戻れなくなるほど便利です。筆者の場合は……

  • 右に原稿、真ん中に参考情報、左にも参考情報

  • 右と真ん中に参考情報、左にPowerPoint

  • 右に原稿、真ん中に参考情報、左はTwitterのタイムライン or YouTube

といった配置で使うことが多かったです。

▲スプレッドシートを画面一杯に開いた状態

HUAWEI MateView GTの解像度 3440×1440ドットは、フルHDの1920×1080ドットより縦にも長いため、文章も書きやすく、Webサーフィンもしやすいです。仕事で文章を書いたり、資料をつくったりする方であれば、間違いなく作業効率が上がるはずです。

個人的にグッときたのはAdobe Premiere Pro、Adobe Photoshop Lightroomでの使用感。

上記写真はAdobe Premiere Proの編集画面です。タイムラインの長さに注目して見ていただけますでしょうか? ちょっと凄くないですか! 編集中の動画もタイムラインも広く大きく、動画一覧も見やすいので作業がしやすかったです。

ほかにも、HUAWEI MateView GTの3分の2画面をAdobe Premiere Pro、残りの画面にテロップ用の文章を表示して、コピー&ペーストしながらテロップを入れるのにも便利でした。

Adobe Photoshop Lightroomに関しては、画面いっぱい表示するのではなく、画面を二分割にして片方をAdobe Photoshop Lightroom、もう片方をWeb版のLightroomを表示する方法。左に写真一覧、右で現像スタイルが個人的にはハマりました。

旅行などで撮った大量の写真を整理する意味も兼ねた現像などのながら作業は、左画面にYouTubeやNetflixなどの動画を観る使い方がおすすめです。

ちなみに、仕事や趣味でHUAWEI MateView GTを使う場合、地味にゲーミングモニターの性能が活かされています。応答速度とリフレッシュレートの速さは、動画の再生や、インターネットブラウザなどでのスクロールのときにも効果を発揮。カクつきなどなく滑らかに動くのでストレスを感じません。また、ブルーライト低減などの機能もついているので安心して仕事でも使用できます。

テレワークにも役立つスピーカーとマイクを搭載

テレワークでも活躍してくれるのが HUAWEI MateView GTです。5W+5Wのフルレンジスピーカーサウンドバーを搭載し、それに加えて約4mからの距離でも正確に声をピックアップしてくれるマイクも完備。ゲームや映像鑑賞でも力を発揮するのはもちろんのこと、Zoomなどのビデオ会議に重宝します。

オンライン会議のときは会議相手を表示しながら、資料を見たり、調べ物をしたりなど、いくつも画面が欲しいと思うことが多いはず。HUAWEI MateView GTならこれまで紹介したように画面を2分割や3分割にして使えるので、そういった意味でもおすすめできます。

ノートパソコンを繋ぐ場合は、ノートパソコンの画面をサブディスプレイ的に使うこともできます。USB Type-Cケーブルで接続するだけなので、煩わしさもありません。

まもなく登場するWindows 11との相性も◎

HUAWEI MateView GTは、まもなく登場するWindows 11との相性も良さそうです。Windows 11ではゲーム用途に重点が置かれており、サブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」や、クラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」がOSに統合されます。

Xbox Game Passは、100以上の人気ゲームを月額課金で遊べるXbox とWindows向けのサブスクリプション型サービス。特徴の1つが、Xbox Game Studiosや Bethesda Softworksの新作ゲームがすべて発売日当日から遊べることです。

HUAWEI MateView GT

『Microsoft Flight Simulator』や『Forza』『Halo』『Fallout シリーズ』などのMicrosoftのタイトルはもちろん、色々なゲームが遊べます。Windows 11が登場すると、このXbox Game Passがさらに遊びやすくなることでしょう。

よりゲームが遊びやすくなるということは、ゲーミングモニターの使いどころも増えるわけです。さらに、Windows 11では画面レイアウトを覚えておいてくれる機能もあるので、普段使いでもこれまで以上に大画面での使い勝手が向上するはずです。

細部の使い勝手と詳細スペックを確認

 

ここからはHUAWEI MateView GTのデザイン面やスペック面などの細かな部分を紹介します。HUAWEI MateView GTは機能性もあり、かつ、デザインもカッコいいモニターです。

とくにフルレンジスピーカーサウンドバーがデザイン面でも機能面でも特徴的。ライトの光は複数の色に変更できるだけではなく、「さざ波」「カラフル」などエフェクトを自分好みに変えられます。やわらかい光なので作業中に気になることはなく、主張も激しくないのでインテリアのアクセントにもなると思いました。ちなみに中央の光っている部分をスワイプすると音量のコントロールができます。

HUAWEI MateView GTのインターフェースは、USB Type-C×1(ディスプレイ、データ転送、最大充電電力10 Wをサポート)、USB Type-C×1(電源用)、HDMI×2(HDMI 2.0)、DisplayPort×1(バージョン 1.4)、3.5 mmジャック(ヘッドホン、マイク兼用)×1と豊富。PCだけでなくNintendo SwitchやPlayStationなどのゲーム機も接続しておけます。

21:9比率の表示に対応していない機器を接続した場合は両サイドに黒枠ができてしまいますが、黒枠自体はあまり気になりませんし、最大限広く使いたい場合はHUAWEI MateView GTの設定で21:9に合わせた映像に自動変換してくれる機能も備えます。

なお、PCを接続する場合はDisplayPortがおすすめです。 HDMIでも接続可能ですが、HDMI 2.0は最大解像度 3440×1440@100Hzまで。165Hzのリフレッシュレートを体感するためにはDisplayPortでの接続が必要となります。また、10bit(10億7000万色)表示にも対応しますが、その場合は140Hz以下のリフレッシュレートに設定する必要があるのと、PCによっては別途グラフィックスボードが必要となるケースがある点に注意が必要です。

個人的に高評価だったのがジョイスティックです。液晶モニターのジョイスティックは操作しづらかったり、配置場所が悪かったりするものが多いですが、HUAWEI MateView GTは非常に操作しやすいです。

そのほか細かいポイントとしてあげられるのはベーススタンドの着脱が可能な点。ベーススタンドを取り外せばVESAマウントにも対応します。ベーススタンド装着時は約0〜110mmの高さ調整と-5〜20度の角度調整が行えます。

HUAWEI MateView GTの詳細なスペックは下記となります。

  • ディスプレイサイズ : 34インチ

  • アスペクト比 : 21:9

  • 曲率 : 1500R

  • パネルタイプ : VA

  • 解像度 : 3440×1440ドット

  • リフレッシュレート : 165Hz

  • 色域 : 90%DCI-P3(標準値)/ 100%sRGBをカバー

  • 色 : 10億7000万

  • 輝度 : 350ニット(標準)

  • コントラスト比 : 4000:1(標準)

  • 色の精度 : ΔE < 2

  • HDR : 対応

  • サウンドバーデュアルスピーカー : 5W×2

  • マイク : DMIC×2

  • インターフェース : USB Type-C×1(ディスプレイ、データ転送、最大充電電力10 Wをサポート)、USB Type-C×1(電源用)、HDMI×2(HDMI 2.0)、DisplayPort×1(バージョン 1.4)、3.5 mmジャック(ヘッドホン、マイク兼用)×1

というわけで今回はHUAWEI MateView GTの魅力を紹介してきましたが、HUAWEI MateView GTは遊びにも仕事にも力を発揮してくれて、しばらく使うと16:9のアスペクト比には戻りたくなくなるほどの便利さを感じました。ゲーミングモニターとしても優秀でウルトラワイドに対応したゲームを遊ぶとこれまでと違った体験ができること間違いなしです。

それでいて、値段は約6万5800円(税込)。Amazon.co.jp限定で販売中です。

HUAWEI MateView GT (Amazon.co.jp)

ウルトラワイドモニターとゲーミングモニターの良いとこがギュっと詰まっていて、この価格はかなりお買い得だと思います。液晶モニターをお持ちでない方はもちろん、持っている方でもさらなる便利さと使い勝手の良さを求めて買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

HUAWEI のモニターシリーズをご紹介

最後にHUAWEIが他にどんなモニターを発売しているか気になった人向けにその他のモデルもご紹介しておきます。

HUAWEI MateView

HUAWEI MateViewは、28.2インチの大画面モニター。解像度は3840×2560ドット(アスペクト比3:2)で、標準の4Kディスプレイより縦が長いモニターです。より多くの情報を表示できるため、文章を書くときや、インターネットブラウザーなどで調べ物をするときに力を発揮します。

USB Type-C経由でノートパソコンと接続すれば、ノートパソコンの充電をしながらセカンドディスプレイとしても使用可能です。4Kを突き詰めたい方に特におすすめのモニターです。

HUAWEI MateView (Amazon.co.jp)

HUAWEI Display 23.8

HUAWEI Display 23.8は、コストパフォーマンスを追求したモニターです。ベゼルが薄くシンプルなデザインのため、没入感が高く、リフレッシュレートも75Hzと一般的な60Hzより高いので実用性も良いモデル。フルHDの解像度で手頃なモニターを探している人におすすめです。

HUAWEI Display 23.8 (Amazon.co.jp) 

繰り返しになりますが個人的なイチオシはHUAWEI MateView GTです。21:9比率の便利さをぜひ体験してみてください。

HUAWEI MateView GT (Amazon.co.jp)