1928年の創業以来、ワイヤレスデバイスのパイオニアとして歩み続けてきたモトローラ。1983年には、世界初の商用携帯電話「DynaTACシリーズ」を開発し、携帯電話でもトップブランドとなった。

2004年にはワイヤレスデバイスへの長年にわたる取り組みによる高い技術力に加え、航空機グレードのアルミニウムを使用し、デザイン性も高く評価された、超薄型携帯電話の「RAZR V3」が大ヒットしている。

スマートフォン時代になっても、その技術力とデザイン性の高さは変わらず、本年は折りたためるディスプレイを搭載した高性能かつスタイリッシュなフォルダブルスマートフォン「motorola razr 5G」を発売し注目を集めている。

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そんなモトローラが発売する最新スマートフォンが「motorola edge 20」。edgeシリーズは日本初登場で、”技術力”と”デザイン性”という、モトローラのデバイスには不可欠な2つのDNAが引き継がれたモデルに仕上がっている。

▲ハイパフォーマンスかつスタイリッシュなデザインの「motorola edge 20」

ハイエンドに見劣りしないスペック

まずは基本スペックから見ていこう。プロセッサーはハイエンドに迫る高スペックながら、コストパフォーマンスに優れ、バランスの良いプロセッサーとして人気の「Snapdragon 778G」を搭載。

さらにメモリーは6GB、内蔵ストレージは128GBと、こちらもハイエンドモデルに見劣りしない。

▲バランスに優れるプロセッサ「Snapdragon 778G」を搭載

加えて、ディスプレイは6.7インチ(2400×1080ドット)で、アスペクト比20:9の有機ELパネルを搭載。DCI-P3(デジタルシネマ規格-P3)やHDR10+に対応しており、約10億色の色再現が可能。写真や動画を見ていても、発色が良く精細な描画となっている。

さらに、画面表示を1秒間に144回書き換える144Hz表示に対応。一般的な60Hz(1秒間に60回書き換え)に比べて、画面スクロールが実に滑らかに動き、WEBサイトやSNSも見やすい。

▲144Hz表示でスクロールもスムーズ

もちろん高リフレッシュレートの効果は動画の視聴やゲームなどにも期待できる。

また、タッチレイテンシーは480Hzまで対応。ユーザーのタッチ操作に対して、より高速かつ正確に反応するため、シビアな操作を要求するゲーマーも満足できるはずだ。

薄さ6.99mmのシンプルなデザイン

本体サイズは約76(W)×6.99(D)×163(H)mm。厚さは7mmを切っており、これはモトローラ製の5Gスマートフォンとしては最薄。その薄さを生かしたシンプルながら高級感のあるデザインが印象的だ。

▲厚さは最薄部6.99mm

また背面はフロスト仕上げになっていて、指紋がつきにくい。ケースを付けずに使いたいとと感じさせるほどだ。派手さはないがツールとしての美しさが感じられ、ビジネスシーンでも安心して使える。

▲本体背面のモトローラロゴ
▲ビジネスシーンで使っても浮いた感じがしない落ち着いたデザイン

 

重量は約163gと軽量。最近のハイエンドスマートフォンは200gを越える物が多く、ケースやガラスフィルムをつけると300gを越える場合もある。軽量ながら大画面で、キビキビと動作するスマートフォンが欲しいユーザーに本機はベストな選択肢と言える。

1億800万画素のセンサーを搭載したカメラ

背面カメラはトリプルレンズ仕様で、レンズ構成は約1億800万画素のメイン(F1.9)、マクロ撮影にも使える約1600万画素の超広角(F2.2)、そして約800万画素の望遠(F2.4 )という組み合わせだ。

▲背面カメラは三眼仕様

ポイントとなるのはメインのセンサーで、約1億800万画素という圧倒的高解像のため、高精細な撮影が期待できる。さらに、9つの画素をひとつにまとめ、より明暗などの情報を得られる「ウルトラピクセルテクノロジー」を採用。日中の屋外だけでなく、夜景での撮影にも強い。

超広角カメラは画角が119.2°と広く、広大な景色や逆に狭い室内での集合写真などにピッタリ。また、マクロカメラのレンズとしても活用できる。さらに望遠は光学3倍撮影に対応しており、デジタルズームでは得られない精細感のあるズーム撮影が行える。

▲メインカメラで撮影した作例

▲1億800万画素をそのまま使って撮影した作例

▲超広角レンズで撮影した作例

▲3倍望遠で撮影した作例

▲ナイトビジョンモードでの撮影

▲ポートレート撮影では、あとからぼけ具合をコントロールできる

「motorola edge 20」は動画撮影も多機能。たとえば「デュアル撮影」では、アウトカメラとインカメラを同時に使い、片方をワイプ状態で撮影可能。カメラを2台用意して動画編集で合わせるといった作業が不要なので、YouTubeなどの投稿用に最適だ。

▲インカメラとアウトカメラを同時に使った「デュアル撮影」

動画撮影の設定で「Audio Zoom」をオンにしておくと、ズームした場合にビューファインダに映っている領域の音声を自動で増幅してくれる。ワイヤレスマイクなどなしで音声が聞き取りやすくなるのは、屋外での撮影などでうれしいポイントだ。

▲Audio Zoomでズームした被写体の音声を拾ってくれる

5G・急速充電・指紋センサーも搭載

もちろん、最新の通信規格「5G」にも対応。Sub-6にも対応しており、4Gを含め幅広い携帯キャリアの周波数(band n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78)が使用できる。

SIMスロットはピンで押し出すトレータイプで、裏表に1枚ずつ装着可能。5Gと4Gの同時待ち受けも利用可能だ。

▲5G対応でスロットは両面に1枚ずつSIMがセットできる

指紋認証センサーも搭載しているのは、マスクが必要なケースが多い昨今ではうれしいポイント。本体右側の電源ボタンと一体になっており、ロックされたスリープ状態からスムーズに解除できる。

▲本体右側面の電源ボタンが指紋認証センサーを兼ねている

▲本体左側面にGoogleアシスタント起動ボタンを配置

バッテリーは4000mAhと十分な容量。付属の充電機は30Wの出力に対応しており、組み合わせて使うことで高速充電も可能だ。

▲付属の充電機は出力30W

オンライン会議にも最適

最近ではスマートフォンを使って、オンライン会議などに参加するケースも増えている。「motorola edge 20」のディスプレイは、6.7インチと大型ではあるものの、資料などで細かい文字が表示されるオンライン会議はスマートフォンで観るのは厳しい。

そういったケースで便利なのが本機の「Ready For」機能だ。ミラキャスト対応のテレビやディスプレイなら、本機の画面をワイヤレスで出力できる。大画面で本機を操作できるようになるため、オンライン会議や動画視聴などが捗る。

ちなみに「Ready For」での出力時は「デスクトップモード」が用意されており、パソコン風の操作も可能。ワイヤレウマウスやキーボードを使い、「motorola edge 20」だけでテレワークやオンライン授業という使い方にもピッタリだ。

またパソコンに専用ソフト「Ready For Assistant」をインストールすれば、パソコンの画面にmotorola edge 20のホーム画面を表示して操作可能。motorola edge 20への着信もパソコン側から操作できるので便利。スマートフォンでしか遊べないゲームやサービスをパソコンの画面でといった楽しみ方もできる。

▲Ready Forを追加ってパソコンから「motorola edge 20」を操作できる

モトローラのスマートフォンでは、身体の動きを感知して機能を実行するオリジナル操作方法「Motoアクション」が採用されており、「motorola edge 20」でも利用可能。たとえば三本指でタップするとスクリーンショットが撮影できたり、手首を2回ひねるとカメラが起動したりといった具合だ。

▲三本指タップするとスクリーンショットが撮れる

慣れれば直感的に素早くスマートフォンを操作できるため、このMotoアクションが気に入って、モトローラのスマートフォンを選んでいるユーザーも多い。もし本機を手にしたら、ぜひ試して欲しい機能のひとつだ。

これだけ高スペックかつ多機能な「motorola edge 20」だが、価格はメーカー直販で5万4800円とコストパフォーマンスの高さも魅力のひとつ。ハイエンド並みの性能や機能がこの価格で手に入れられるのはうれしい。

motorola edge 20(オンラインストア)

兄弟機「motorola edge 20 fusion」も登場

なお、本機のほかに、プロセッサーにMediaTek製の「Dimensity 800U」を採用し、ディスプレイのリフレッシュレートが90Hzで、背面のメインカメラは1億800万画素と同じ「motorola edge 20 fusion」もラインアップしている。

こちらは直販価格4万3800円となっており、さらにコストを抑えた最新スマートフォンを選びたいユーザーにオススメだ。

motorola edge 20 fusion(オンラインストア)