マイクロソフトが2012年にタブレットPCとして発売した「Surface」シリーズ。さまざまなライフスタイルに合わせて快適な作業ができるよう、これまで多種多様なラインアップが展開されてきました。その中の1つ「Surface Laptop」は、クラムシェル形ノートPCとして2017年に登場したモデルです。タッチ操作に対応した3:2の画面比率、CPUにRyzen採用モデルも用意するなど、ハイパフォーマンスな製品として堅実に進化してきました。

その最新モデルとなるSurface Laptop 4では、8コア/16スレッドのAMD Ryzen™ 7 4980U Microsoft Surface® Edition搭載モデルを用意。薄型ボディながらハイパフォーマンスを実現しており、コロナ禍でワークスタイルが変革している中、オフィスはもちろん、自宅や外出先でも快適に使える“相棒”に相応しいモデルとなっています。

今回、Webメディアの初代編集長を歴任し、現在は、株式会社LiveParkエグゼクティブ・プロデューサーであるガジェット通の清田いちる氏に1週間Surface Laptop 4を”相棒“として試用してもらい、その魅力について語っていただきました。

清田いちる ─ 株式会社LiveParkエグゼクティブ・プロデューサー

サービス企画屋&流しの編集長。ニフティにて日本初の本格的商用ブログサービス『ココログ』を企画し、日本にブログブームを興す。その後ガジェットメディア『ギズモード・ジャパン』初代編集長、ブログパーツ『Zenback』企画、エッセイ投稿サービス『ShortNote』企画、動画メディア『bouncy』初代編集長などを歴任。個人ブログ『小鳥ピヨピヨ』はアルファブロガーアワード受賞。

ビデオ会議を続けてもバッテリーの持ち具合にびっくり

まずはかんたんにSurface Laptop 4の概要を紹介しておきましょう。Surface Laptop 4には13.5インチと15インチ、2種類のモデルが用意されていて、前者は2256×1504 ドット(201 PPI)、後者は2496×1664 (201 PPI)と高解像度のパネルを採用。10ポイントのマルチタッチやSurfaceペンに対応しており、CPUは前述のAMD Ryzenモバイルプロセッサのほか、インテルの第11世代Core iシリーズ(4コア/8スレッド)も用意されています。

▲左が15インチモデル、右が13.5インチモデル。15インチモデルはアルミボディに包まれていますが、13.5インチモデルでは、キーボード面にAlcantara素材を用いたモデルも用意されています

▲右サイドには電源ポート。専用コネクタはマグネットにより吸着してくれるので着脱がラクです
▲左サイドには、USB Type-AとUSB Type-C端子がそれぞれ1つずつ。ヘッドホン端子も備えています

今回、清田氏に試用いただいたのは、AMD Ryzen™ 7 4980U Microsoft Surface® Editionを搭載した15インチモデル。「1週間という短い期間でしたが、仕事のデータを全部ここに入れて、Surface Laptop 4だけで生活したんですよ。結論から言うと、とにかくストレスフリーで仕事に集中できるマシンでした」と満足気に語る清田氏。

その理由として3つのポイントを挙げてくれました。

「まずキーボードが、まったくクセがなくて良いんですよ。キーピッチも広く、打鍵感もあるので。だいたいキーボードって慣れるのに時間がかかると思いますが、これはすぐにブラインドタッチができるぐらい時間がかかりませんでした。キー配置に変則的なこともなく、すごく使いやすかったですね」

15インチのノートPCというと、テンキーを搭載する製品が多い中、Surface Laptop 4ではテンキーを省き、タイピングのしやすさを優先させた配置になっています。タイピングのしやすさは作業効率に直結するため、ノートPC選びでは重要な要素になっています。


「2つ目がバッテリーです。僕の場合、ビデオ会議がすごく多いのですが、バッテリーがめっちゃ持つんです。丸一日外にいて3、4回ほどビデオ会議を行なったりしたのですが、それだけビデオ会議をしてもまだ全然バッテリーがある、という感じです。びっくりしたのが、バッテリー残量が15%ぐらいだったので充電しながらビデオ会議をしようとしたところ、ACアダプターのコンセントから抜けていて充電されていなかったことがあったんです。その状態に気づかずMicrosoft Teamsで1時間以上会議をしていたのですが、まだバッテリーが切れなかったんですよ。このバッテリーの持ちは仕事をする上で非常にありがたいですね」

Surface Laptop 4のバッテリー駆動時間は、Ryzenモデルの場合、最大 17.5 時間(公称値)。15インチ液晶を搭載し、8コアCPUにGPUも8コア仕様というハイスペックながら、かなりの長時間を実現しているのが特徴です。特にビデオ会議だとカメラやマイクも利用するためバッテリーを消費しやすい状況ですが、ACアダプターなしに1日活動できるという点は、外出の多い人にとって非常に頼もしいことでしょう。

ビデオ会議で重要になる要素としては、カメラとマイクの性能。その点、インカメラはHD画質で明るめに映り表情も見やすく、マイクを2つ搭載した「Dual far-field スタジオ マイク」により音質も上々。拾った音を解析して空調などの耳触りなバックグラウンドノイズを軽減してくれるので、音声をクリアに伝えてくれます。


そして最後に3つめのポイントはディスプレイ周り。タッチ操作が可能でSurfaceペンに対応しており、3:2という広い画面での作業はノートPC一台ですべてシームレスに作業が行えると清田氏は主張します。

「僕はよく図を描きながら会議するんです。ホワイトボード(Microsoft Whiteboard)を共有することで、図を描きながら会議をしていると、あたかも実際に会って会議しているような感覚が実現できるので、すごく快適。ほとんどラグもなくブレストにはもってこいですね」

▲ビデオ会議では、Microsoft TeamsとMicrosoft Whiteboardの組み合わせで、参加者と意志疎通を図っているとのこと

プレストでSurfaceペンを使って描くとなると、ディスプレイがグラグラしたら使い物になりません。そのあたりもしっかり考えられているのがSurface Laptop 4です。清田氏は「ホワイトボードを使って描いていてもヒンジが堅いのか、あんまり揺れないんですよね。なので描きづらいと感じることはありませんでした」と語ります。

単にヒンジが堅いだけと、ディスプレイを閉じた状態から開こうとしたとき、開けづらくなってしまいます。その点、Surface Laptop 4では片手でもスムーズに開けるよう絶妙にトルクが調節されているだけでなく、描いているときに倒れないために土台感もしっかりしています。そうした細かな使い勝手にも配慮した設計となっているわけです。

▲ディスプレイを開くときは片手で行なえますが、Surfaceペンを使って描くときは、グラつきにくくブレストで描く分には十分なヒンジの堅さになっています

また、3:2という16:9に比べて縦方向に広い画面も使い勝手をよくしていると清田氏は続けます。

「15インチだからなのか3:2という比率からくるのか、とにかく画面が広く感じました。僕はウィンドウをたくさん開き、重ねて並べて使いたいんです。ウィンドウの端をクリックすると選べるようにして並べても、居場所がないみたいなことはなく、広さは正義だなと感じました」

▲3:2の比率で15インチという画面サイズは、作業領域がかなり広く感じられます

清田氏は、ウィンドウを最大化しないで使う理由をこう語ります。

「縦方向に広いとアプリを最大化しないで、縦にウィンドウを伸ばして見られるのが便利ですね。最大化すると、ほかのアプリを開く時に、タスクトレイとか切り替え操作を使わなければなりません。でも最大化しなければ、後ろになんとなく見えているウィンドウをクリックすればいいだけです。最大化がキライ派として、こういうことができるのはありがたいですね」

パフォーマンス面でも、Surface Laptop 4は大きなアドバンテージになると清田氏は言います。

「パフォーマンスが高いと仕事も楽になります。負荷をかけようと、裏でストラテジー系のゲーム『Sid Meier's Civilization VI』をしながら、ビデオ会議をしてみたのですが、何の問題もなく普通にできましたね。その上、普通ならみるみるバッテリーが減っていくところ、これだけのパフォーマンスを出しているにもかかわらず、バッテリーがなかなか減らないのはすごいと思います」

▲最大化がキライ派としてはこのウィンドウ配置がベストと清田氏

リモートワークが当たり前となったこの時代。オフィスではデスクトップマシン、外出時はノートPCといった使い分けではなく、一台のマシンに集約しどこでもデスクトップ並のパワフルなマシンを持ち歩けるのが理想です。

清田氏も「コロナはあと数か月もすれば落ち着いてくるかもしれないですが、ビデオ会議はこれからもなくならないと思うんですよね。しかも外へ出る機会が増えてくると思うので、外でビデオ会議をするとか、充電ができないところでビデオ会議をするというシチュエーションが今後必ず増えてくると思います。そんなときに、パワフルでありながらバッテリーが持つということは、仕事をする上で重要な要素となってくるはず。ビデオ会議をよくやる人にはこのマシンをぜひオススメしたいですね。そして、もし購入したら騙されたと思ってホワイトボードを使ってみてください。絵を描きながら会議をすると、みんなとのイメージ共有もしやすいですし、ペンでポイントすることで目線も集めることができます」とSurface Laptop 4とホワイトボードの組み合わせにかなり感銘を受けたようです。

▲パワフルなマシンを軽快に持ち歩ける喜び。バッテリー長持ちなのでACアダプター不要で外出できます

「仕事でストレスがあるときに、PCの操作にまでストレスがあると、余計にイライラするだけです。少なくともこのマシンにはどこにもストレスがないので、何も気にしないで仕事に集中できます。このマシンが伝えたいメッセージはそういうことなのかなって。ストレスフリーを十分に体感できた1週間でした」と、このワークスタイルから離れたくないようでした。

清田氏が言うように、仕事で使うマシンはストレスなく活用したいもの。ディスプレイを開いたら即スリープから復帰し、Windows Helloの顔認証でサインインまで一瞬で完了。離席時も電源ボタンを押せば即スリープと、ちょっとしたことでも利用者の手を煩わせない動作が快適さにつながっています。スマホのように、もはや身体の一部のような感覚で扱えるマシン、それがSurface Laptop 4なのです。