JR東日本やトヨタなど、水素で走る鉄道車両「FV-E991系」を試験開発

クルマの燃料電池技術を鉄道へ応用

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2020年10月6日, 午後 02:52 in JrEast
0シェア
FacebookTwitter

JR東日本とトヨタ自動車・日立製作所の3社は、”水の電気分解”の逆反応を利用して、温室効果ガスを排出せずに水素から電気を生じさせる「燃料電池」と、蓄電池を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載した鉄道車両「FV-E991系」を共同で試験開発します。

試作するのは2両1編成(1M1T)です。車両に備え付けのタンクに充填された高圧水素は燃料電池へ供給され、空気中の酸素との化学反応により発電し、電力を供給します。また、蓄電池は燃料電池からの電力と、ブレーキ時の回生電力を蓄えます。

車両の設計・製造はJR東日本が、燃料電池は燃料電池車MIRAIや燃料電池バスSORAの開発実績があるトヨタが、蓄電池を組み合わせたハイブリッド駆動システムは、すでにJR東日本と同様のシステムを共同開発した実績をもつ日立が担当します。

車両の愛称は「HYBARI」で、HYdrogen-HYBrid Advanced Rail vehicle for Innovationの頭文字をとったもの。「変革を起こす水素燃料電池と主回路用蓄電池ハイブリッドの先進鉄道車両」をイメージしたといい、ハイブリッドの意味も持たせています。

デザインは、燃料電池の化学反応から生まれる水を、碧いしぶきと大地を潤すイメージでとらえ、スピード感と未来感を持たせたものにしています。

実証実験は2022年3月頃を予定。神奈川県横浜市と川崎市の鶴見線、南武線尻手支線、南武線(尻手~武蔵中原)において試験走行を行います。

Source:トヨタ自動車


【Engadget Live】iPhone 12発売日速攻レビュー

 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: JrEast, fcv, toyota, hitachi, train, transportation, news, gear
0シェア
FacebookTwitter