119人が自宅から演奏、バーチャルコンサート配信開始。「音のVR」活用

新日本フィルと東混、KDDIがタッグ

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2020年06月8日, 午後 12:04 in news
0シェア
FacebookTwitter
engadget

KDDIおよび新日本フィルハーモニー交響楽団と東京混声合唱団は、団員119名が自宅から「Believe」をリモート演奏する「バーチャルコンサート」の配信をiOS向けに開始しました。

「バーチャルコンサート」は、119名の団員が、自宅からスマートフォンを用いて自身のパートを撮影。それを「音のVR」技術を用いて合成し、360°映像で楽しめるコンサートとしたもの。

「音のVR」は、360°映像の好きな部分にズームすると、その部分から出ている音にもフォーカスが当たったように聞こえるKDDI総合研究所が開発した技術です。これを同コンサートに導入したことで、スマホ上の「拡大」や「縮小」操作で、好きな楽器やパートに近づいたり遠ざかったりでき、あたかもコンサートホールの舞台や客席を自由自在に移動している感覚が味わえるといいます。

また、コンサートで重要な音の響きを再現するため、「すみだトリフォニーホール」の残響時間を反映。ここに、音源にズームするとタイトに聞こえ、音源から離れると響いて聞こえる「音のVR」の技術を組み合わせることで、より臨場感を高めています。

新日本フィルハーモニー交響楽団は今年3月に「パプリカ」のリモート演奏を、東京混声合唱団は今年4月に「Believe」のリモート合唱をそれぞれYouTubeで公開し話題を集めていました。今回は2者がタッグを組み、かつKDDIの「音のVR技術」を取り入れることで、臨場感を高めた格好です。

また、新型コロナウイルスの感染拡大により「新しい生活様式」が求められるなか、『新しい音楽鑑賞方法を提案したい』という目的も含んでいます。

「バーチャルコンサート」はiOSアプリ「新音楽視聴体験 音の VR」から視聴できます。

 
 

 

TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: news, tomorrow, entertainment
0シェア
FacebookTwitter