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KDDIが4G / 5Gにつながる「スマートドローン」の管制システムを開発しました。市街地の上空を産業用ドローンが目視外飛行する「レベル4運航」の実現を想定したシステムで、ドローンを運行する事業者が、ドローン同士やドローンと航空機の衝突を回避するなどの管制業務を可能とします。

2020年代の半ば以降には、自律飛行するドローンが日常生活を支えるインフラとして、運送・監視・農業などのさまざまな分野で活躍することが期待されています。同システムでは、ドローンの運行事業者が保有する複数のドローン(約1000台程度まで対応)を同時に飛行させる際に、管理者がドローン同士の衝突回避などの管制を行えます。

また、他の制御システムで運航する全国のドローンや、ヘリコプターなどの有人機の情報も収集することで、ドローンの安全な飛行をサポートします。

KDDIは同システムについて、パーソルプロセス&テクノロジー社とともに、兵庫県・三重県・宮城県の3地域で全9機のドローンが異なるシナリオで同時に飛行する実証実験を3月7日に実施。各地域で衝突回避などの飛行管制が行えることを確認しました。

同システム及び実証実験は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から受託した実証事業の一環で実施しており、KDDIは今後も様々な実証実験を重ね、2021年度中の運用開始を目指します。

Source:KDDI