ケンタッキーフライドチキンの公式ゲーム関連アカウントKFC Gamingが、4K@240fpsに対応するゲーミングコンソールKFConsoleを発表しました。
6月に一度予告されており、11月12日に発表予定とされていましたが、やや遅れての正式発表となりました。まずはジョークアイテムではなかったことに一安心です。
とはいえ気になるのは、いったいどこまで本気なのかの1点。発表を見る限り、また6月の予告と比べた限りでは本気本気も大真面目に本気なように見えます。たとえばその仕様に関しても、台湾のPCパーツメーカーCooler Masterと提携し、コンソールの設計自体はCooler Masterが担当。Intelの小型PCフォームファクタ、Intel NUC 9 Extreamに対応したCooler Master NC100をベースに、システム内の熱設計が見直されているなど、より具体的に内部構造を含めて示されています。
何のために見直すのかと言えば、チキンを熱々に保つため。筐体下部に配置された電源やGPUなどの廃熱と気流システムを利用してチキンを保温できる世界初のチキンチャンバーを搭載しており、ゲームプレイの合間に冷めてしまったチキンでがっかりすることもありません。
ホットスワップ対応のGPUスロットを備えており、具体的な型番は不明ながら、ASUS製のレイトレーシング対応グラフィックカードを搭載するとのこと。
ストレージはSeagate BarraCude 1TB PCIe NVMe SSDを2つ搭載。RAMやCPUなどの詳細は不明ですが、intel NCU 9 Extreamには、第9世代(Coffee Lake Refresh)のCore i5、i7、i9がラインアップされています。
See it for yourself. Find out more about the new #KFConsole @CoolerMaster: https://t.co/omZWuIhBG8 pic.twitter.com/6n5panSJIs
— KFC Gaming (@kfcgaming) December 22, 2020
なお、6月の予告時には光学ドライブも搭載されていましたが、こちらは廃止された様子。それでも4K 240fpsやVRにも対応するなど、ゲームコンソールとして必要な機能は抑えています。
なお、KFC Gamingは、他のコンソールよりも『サイバーパンク 2077』が快適に動作すると自信を見せています。
it runs better than any other console 😏
— KFC Gaming (@kfcgaming) December 22, 2020
今回はハードの正式発表のみで、発売日や価格などの詳細は未発表。そもそも一般販売はおこなわず、キャンペーンの景品とする可能性もあります。
油で汚れたチャンバー内の清掃はどうするのか、コンソールが油まみれになりそう、チキン持った手でコントローラーを操作するのかなど、いろいろと心配事は尽きませんが、とりあえず続報を期待して待ちたいところです。
The console wars are 𝒐𝒗𝒆𝒓.
— KFC Gaming (@kfcgaming) December 22, 2020
Introducing the KFConsole. #PowerYourHunger pic.twitter.com/k7AM6g61Ip
source: KFConsole