カメラ搭載や合体式もある4G対応子ども向けスマートウォッチにファーウェイやシャオミも参入

大人も使いたい機能やデザインの製品が多数販売中

山根博士 (Yasuhiro Yamane)
山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2020年05月26日, 午前 11:00 in wearables
0シェア
FacebookTwitter

CN4GkdWatcha

スマートウォッチの代名詞と言えばApple Watch。SERIES 3は約2万円と価格も買いやすくなっています。でもせっかくスマートウォッチを使うなら単体で通話もしたいもの。セルラー回線内蔵のスマートウォッチも増えていますが、Apple Watchも対応モデルとなると価格は3万円を超えてしまいます。

しかし海外を見ればすでに4G対応のスマートウォッチが多数販売されています。しかもその外観は大人向けではなく子ども向けであることがすぐわかります。価格も安いものならば5000円以下。SIMカードまたはeSIMカードに対応し単体で通話できるため、スマートフォンを持たずにスマートウォッチだけで学校へ通学することもできるわけです。

CN4GkdWatcha

特に中国では多数のメーカーが子供向けスマートウォッチ市場に参入しています。大手ECサイトのJD.comを見てみると、4G対応スマートウォッチの売れ筋トップ10のうち、1位を含む6機種が子ども向け。しかも360児童、希比希(Xibixi)、糖猫(Teemo)など知らないメーカーばかり。価格は安いものは5000円以下。どうせ安物で壊れやすいと思うでしょうが、そんな品質だったのは4-5年前まで。今では子どもが毎日つけて、1年間使い続けられるほど高品質な製品しか生き残っていません。

CN4GkdWatcha

10位内にはファーウェイの「Watch 2 Pro」も入っていますが、3299元(約5万円)と唯一高価な製品です。それでもランクインしているとはこの分野でもファーウェイの人気が高いことがわかります。しかしそのファーウェイも実は子ども向けのスマートウォッチを複数展開中。4G対応製品もあり、「3X」はシャープなデザインから子供用として売るだけなんてもったいないルックスをしています。価格は779元(約1万2000円)です。

CN4GkdWatcha

そしてシャオミも格安品を中心に4G子供向けスマートウォッチを出しています。シャオミのスマートウォッチと言えば関連企業のAmazfitの製品がメジャーですが、子ども向け製品はシャオミ自らも複数展開しているのです。

398元(約6000円)と低価格な「Kids Watch 3C 4G」は200万画素カメラ搭載のベーシック機能モデルですが、1299元(約2万円)の「Kids Study Watch 4Pro」は側面800万画素とフロント500万画素のデュアルカメラを搭載、カメラで写した被写体をAIが教えてくれる認識機能や学習アプリも入っており、NFC内蔵で交通機関にも乗れる最強の製品です。

CN4GkdWatcha

実は中国で発売されている4Gスマートウォッチは、ほぼすべてがカメラを搭載しています。4GのTV通話や写真送付機能は緊急時に親子間でより綿密な連絡を取ることができます。Apple Watchですら搭載していないカメラ機能ですが、子供向けのスマートウォッチには必須の機能になっているのです。

CN4GkdWatcha

CN4GkdWatcha

この子供向け4Gスマートウォッチも様々に進化が進み、2019年に発売された小天才の「Z6」は時計本体部分が90度立ち上がり、裏面の800万画素カメラで高精細な写真が撮れるという「機能+ギミック」を両立させた製品でした。大人向けにデザインしなおして出したら絶対に購入者がいるはずです。

CN4GkdWatcha

一方、クラウドファンディングに登場したAbardeenの「Novus」は世界初の3種に変形する合体式モデル。腕時計の本体部分を取り外すことが可能で、ベルトを付ければ「スマートウォッチ」、キーパッドモジュールを取り付けて「携帯電話」、ホームステーションに乗せると「音声AIスピーカー」になる製品。しかし欲張りすぎたことからか、製品化には至らなかったようです。

CN4GkdWatcha

スマートウォッチも今ではスマートフォンのアシスタントとして通知表示や活動量計、またモバイルペイメント用途に使われています。大人がスマートフォン無しで出かけることはほとんどないことから、一般向けのスマートウォッチへの4G機能の搭載は進んでいません。しかし中国の子ども向け4Gスマートウォッチを見ていると、子どもだけに使わせるのはもったいないと思える製品が多数出ています。

デザインをアレンジして年配者向けとしたモデルを出すメーカーも現れました。スマートフォンが使えない場所、たとえばフィットネスクラブやプールなどでも常時運動量や健康データ測定ができ、緊急連絡も取れる大人向けの4Gスマートウォッチもこれから出てくるかもしれません。

CN4GkdWatcha

 
 

4眼仕様のAI活用カメラでさらに美麗な写りになった「HUAWEI P40 Pro 5G」

Sponsored by ファーウェイ ジャパン

 

TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: wearables, Smartwatch, xibixi, teemo, xiaomi, Huawei, abardeenn, news, gear
0シェア
FacebookTwitter