昨今PCやスマートフォンの大手メーカーの間で密かなトレンドとも呼べるのが、入力機器やモバイルバッテリーといったアクセサリの充実です。

この理由の一端は、リモートワークの増加などよる市場の成長などから、改めて力を入れる企業が増加しているため。

そうした中でレノボ・ジャパンが、新アクセサリブランド『Lenovo Go』を冠したマウス3機種とモバイルバッテリー1機種を発表しました。

同ブランドは、ワールドワイドで6月に発表した製品の日本版。グローバルではLenovo Goブランドで14モデルが発表されていますが、日本では「まずは」4モデルからの発売となります。

参考記事:Lenovo、モバイル向けPCアクセサリブランドLenovo Goを米国発表(2021年6月)

今回発表された4モデルの発売は8月3日、つまり本日予定。

価格は、ベーシックなワイヤレスマウスとなる『Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マウス』が5500円(税込)で、マルチペアリングが可能な多機能マウス『Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウス』が7700円(同)。

腕への負荷を軽減する、バーチカルタイプの『Lenovo Go バーティカル ワイヤレスマウス』(コンシューマー向け)『Lenovo Go ワイヤレス バーティカルマウス』(コマーシャル向け)が6600円(同)となります。この2モデルは販売ルートで名称が異なりますが、仕様は同一です。

そして最大出力65W、パススルー充電と3台同時給電にも対応する多機能モバイルバッテリーの『Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク 20000mAh』(タイトル写真)が1万6500円(同)です。


ベーシックな『Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マウス』は、ブルーLEDセンサーを搭載した、5ボタンの光学式ワイヤレスモデル。2.4GHzの独自無線タイプで、レシーバーはUSB Type-C直結型です。

なお本体カラーは、コンシューマー向けモデルとコマーシャル向けモデルで分かれており、グレーがコンシューマー向け、ブラックがコマーシャル向けとなります(価格や仕様は同一)。

機能的な特徴は、側面のファンクションボタンで一般的なマウス操作から切り替えられる『コールモード』。このモードでは、Microsoft Teamsの起動やTeams Callsの受話・終話といった操作が1ボタンで行えるようになるという、名前の通りのビデオ会議用モードです。

現状ではTeamsのみですが、他の会議ソフトにも対応予定。また専用ユーティリティソフト『Lenovo Go Central』を経由して、通常モードとコールモードともにボタンの割り振り設定が行えます。

▲コールモードへの切り替えは左側面側のサイドボタンで。もちろん再設定OKです

なお、天面中央にあるボタン(トップボタン)は標準では解像度(dpi)切り替えに割り付けられており、押すたびに2400/1600/800dpiに切り替え可能。もちろん、解像度の詳細設定はアプリ経由で変更可能です。 

バッテリー駆動時間は公称で2~3か月、充電時間は満充電まで約2時間。充電はUSB Type-C端子経由で行えます(有線マウスとしては使用不可)。約15分間の充電で1週間の急速充電も謳われています。


▲マルチデバイスマウス。外観上の特徴は、トップボタンにBluetoothロゴが入っている点です

『Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウス』は、独自2.4GHz無線に加えてBluetooth ホスト2台、合計3台との接続が切り替えられる多機能マウス。

ボタン数を含めた基本設計は、上述の~ワイヤレスマウスと同じですが、こちらのトップボタンは標準では接続先切り替えに割り付けられています。

さらに充電は、本体のUSB Type-C経由(こちらも有線マウスとしては使えません)に加えて、Qi規格のワイヤレス充電にも対応。スマートフォンなどの充電パッドがあれば、より便利に使えます。

▲天面は蓋になっており、外せます。なお本体側中央にある穴は、専用レシーバー装着用。持ち運びに便利です

もちろん、~ワイヤレスマウスの特徴であるコールモードや、Lenovo Go Centralによる機能制御にも対応します。

関連記事:見た目以上に多機能 Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウスを試す


バーチカルタイプの『Lenovo Go バーティカル ワイヤレスマウス』と『Lenovo Go ワイヤレス バーティカルマウス』は、ブルーLEDセンサー搭載の6ボタンワイヤレスモデル。接続は2.4GHzの独自無線タイプです。

約45度の角度を付けた右手用となっており、⾧時間握っていても腕の筋肉や手首に対する負荷を軽減できるとレノボはアピールします。

使い勝手の上でも、外観上でも特徴となっているのは、親指を添える側面に貼られたコルク素材。滑り止め効果と優しい触感で、長時間使用での疲れにくさをサポートします。またUVコートが施してあるため、汚れなども対策されているのがポイントです。

こちらのほうがボタン数が多いのは、サイドボタンが2個に増えているため。標準ではいわゆる戻る/進む機能として使えます(もちろん、Lenovo Go Central経由での設定も可能です)。


モバイルバッテリーの『Lenovo Go USB Type-C ノートブックパワーバンク 20000mAh』は、最大65Wの大出力と、3つのデバイスへの同時給電に対応した多機能・大出力なモデル。

モバイルバッテリーではまだ少ない、USB PD 3.0仕様の製品でもあります。

メインとなるUSB Type-Cケーブル(長さ43.5cm)は本体に直結されており、ケーブル忘れを防止する設計。さらにUSB Type-C ポートと USB Type-A ポートを1基ずつ搭載します。なお、充電や放電状況、バッテリー残量は、本体に搭載された5個のLEDで確認できます。

さらに特徴的なのは、本機を充電しながら、他のデバイスに給電をする「パワーパススルー」に対応する点。ACコンセントが1つしかない場所などでも、本機と接続機器の双方を充電できる仕様です。

さらに隠れた特徴が、バッテリーセルにリチウムイオンポリマータイプを採用する点。20000mAhタイプであればコスト的に有利な円筒形のリチウムイオンセルも使えるはずですが、本機では出力の大きさや安全性の確保などから、あえて高価なタイプのセルを採用します。

もちろん、過電圧保護回路、加熱保護回路、ショート防止機能といった、厳重な保護機能も搭載。航空機機内への持ち込みにも対応します。


このようにLenovo Goの4モデルは、それぞれのジャンルにおいてひと味違う特徴を備えた製品として仕上がったもの。とくにモバイルバッテリーは高価ですが、使い勝手の良さや出力の大きさは魅力です。

また、今回は4モデルのみの発表ですが、ワールドワイド向けに発表された他の製品も発売予定とのこと。

実際に事前説明会では、海外発表時に注目されたエルゴノミクスタイプキーボードや、ノートPC用“ワイヤレス接触充電キット”(下記記事参照)、またノイズキャンセリングイヤホンやスピーカーフォンも展示されていました。

Lenovo Go Japan

こうした第2弾、あるいはそれ以降の製品もユニークな機能を持っているだけに、早期の日本投入を期待したいものです。

参考記事:ノートPCを置くだけ充電化するワイヤレス接触充電キットLenovo Go Wireless Charging Kit

Source:Lenovo Go公式ページ