Detail of hands holding a Google Stadia video game controller, taken on November 27, 2019. (Photo by Olly Curtis/Future Publishing via Getty Images)
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LGのCES 2021プレゼンテーションより。LG製のスマートテレビは、2021年後半にも GoogleのクラウドゲームサービスStadiaにネイティブ対応します。

2021年発売の最新モデルに加え、既存のスマートテレビ(webOS 5.0モデル)でも、Stadiaコントローラさえあれば『サイバーパンク 2077』や『アサシンクリード ヴァルハラ』といったゲームが遊べるようになります。ゲーム専用機もゲーミングPCも、Chromecast等も不要です。

Google Stadia
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Stadiaは、Googleが2019年末から段階的に提供しているクラウドゲームサービス。

Googleのサーバでゲームを動かし、結果を動画としてストリーミングすることで、ネット動画を再生できる程度の性能さえあれば、モバイル端末や非力なPCのブラウザでも最新ゲームが遊べることが売りのサービスです。

テレビのStadia対応としては、Googleのスマートテレビプラットフォーム Google TV向けアプリとしても提供予定ですが、独自の webOSを採用するLGのテレビでも、2021年後半にはStadiaをアプリとして追加して楽しめるようになります。

有料のStadia Pro加入ユーザーならば、4K HDR 60fps 映像と5.1chサラウンドの最高品質でもプレイ可能です(35Mbps以上の高速ネットワーク接続があれば)。

具体的な対応機種リスト等はまだ公表されていないものの、まず最新の webOS 6.0モデルから、そののち webOS 5.0モデルにも提供とされていることから、 今後発売の新製品だけでなく、webOS 5.0を搭載した既存モデルでも Stadiaが遊べるようになると考えられます。

日本国内で販売中の LG製テレビも webOS 5.0搭載モデルがありますが、現時点で Stadiaの提供地域に日本が入っていません。

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GoogleのStadiaと対抗するクラウドゲームサービスにはAmazonのLunaやNVIDIAのGeForce Now があり、既存のゲームプラットフォームホルダーであるマイクロソフトもxCloudで、ソニーもPlayStation Nowで、対応デバイスやビジネス上の位置づけは違えどそれぞれ取り組んでいます。

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定額ゲームサービスXboxゲームパスの一部として、スマホで遊べるストリーミングのxCloudを提供するマイクロソフトは、2021年にも「Xbox入りテレビ」が登場することになると予告していました。

すでにAndroidアプリとして展開中xCloud(Xboxゲームストリーミング) をテレビでもネイティブ動作させることで、ゲーム専用機やゲーミングPCを買わない層にもゲームプレーヤーを拡大する狙いです。

かつてNetflixやYouTubeといった動画サービスをテレビで利用するにはPCやゲーム機を接続したり、Chromecastのようなドングルと設定が必要でしたが、いまや店頭で売っているテレビの多くがネイティブで対応するようになりました。

ストリーミングゲームサービスがテレビだけで簡単に始められるようになれば、とりあえず初期費用を低くカジュアルに遊ぶならテレビでそのまま、特に遅延や画質云々にこだわるなら専用デバイスを買う時代になるかもしれません。