lg wing

LGから発売された「LG WING」。画面が回転するスマートフォンです。変体端末を偏愛する筆者はいてもたってもいられず、入手してしまいました。筆者が入手したのは韓国版(型番:LM-F100N)、色は「オーロラグレイ」です。

まずは個装箱と同梱品を見ていきましょう。

▲個装箱はシンプルな白、ホログラムがかったWINGの文字が映えます。同梱品はUSB Type-Cケーブル、USB Type-C接続のイヤホン、SIM取り出し用ピン、液晶保護シート、ケース、クイックスタートガイドです。

ケースはよくあるクリアタイプではなく、本体色ともバッチリ合い高級感があります。下半分は滑りにくいような仕上げになっています。

さて、ここからが本番。本体を見てみましょう。

本体サイズは169.5×74.5×10.9mm、重さが260g。メイン画面は6.8インチで画面比率20:5.9と縦長です。この横幅が絶妙で、手が小さな筆者でも片手持ちが可能。手に持った際、重量バランスに偏りはなさそうです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、「オーロラグレイ」の背面は紫がかった光沢のある上品な色合いで、LGロゴも控えめ。

背面のカメラは3眼で、構成は64MPの広角、13MPの超広角、そしてジンバルモーション付きの12MP超広角カメラとなっています。

そして……クルリンパ!

画面の右下を少し左にスライドさせ、軽く押すとシャコッと控えめな音をたてて液晶が回転します。変なひっかかりなどなく、開閉はスムーズな印象です。この画面を回転させたT字のような形は、スイベルモードといいます。横向きの端末に自撮り棒を取りつけたような不思議な感覚です。

スイベルモードにした際、端末下部に登場するサブ画面は3.9インチ、画面比率1:1.15という正方形に近い形になっています。

また、スイベルモードのときの背面、液晶の背面はドットのグラデーション風の加工がされています。ちょっとしたことかもしれませんが、メーカーの遊び心や端末デザインに対する姿勢が感じられます。

スイベルモードでカメラを起動すると、なんとデフォルトがジンバルモード。通常のカメラモードはありません(静止画の撮影は可能です)。LG WINGは6軸のスタビライザーがついていることが一番の特徴なので、動画重視というコンセプトを体現しているでしょう。ジンバルモードで使用するときのサブ画面はコントロール画面になっていて、より便利に動画撮影ができそうです。

ほかにも、メイン画面とサブ画面で異なるアプリを起動するマルチタスク機能や、ギャラリーアプリなど、一つのアプリでメイン画面に画像や動画、サブ画面にサムネイルを表示するといった使い方ができるものもあります。

通常モードとスイベルモードがあるLG WING、フロントカメラはどうなっているのかというと、32MPのポップアップカメラを搭載していて、フロントカメラに切り替えるとニョキっとはえてきます。こんなところまで変体仕様……。ではなく、通常の縦画面のモードとスイベルモードのどちらでもフロントカメラを使うためにはこの形態が良いということでしょう。つい意味もなくシャコシャコしてしまいますが、メーカーではヒンジ部に対し20万回の耐久テストをしているとのことなので安心です。

折り畳みとは違ったアプローチが新鮮なLG WING、ついそのギミックに目が行ってしまいますが、Snapdragon 765G搭載で5Gにも対応、日常使いにも適した端末と言えるでしょう。ぜひ日本にも投入してほしいものです。


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