今年のiPhoneこそはLightning端子を廃止してUSB-Cポートに替えるーーそうした悲願に近い予想はたびたび伝えられてきました。
が、少なくともあと1年、つまり2020年のフラッグシップiPhone 12(仮)シリーズでもLightningは続投するとの予想が報じられています。
今回のウワサの発信源は、Twitterユーザーの@choco_bit氏です。同氏はiPhone 12 Proの背面や、前面のノッチ(切り欠き)が縮小する可能性を示唆する画像をリークしたことでも知られています。
さて@choco_bit氏によれば、iPhone 12プロトタイプではUSB-Cが実装されているものの量産にはいたらず、少なくともあと1年はLightningが続く見通しとのこと。文末に涙を流す顔文字を付けて歓喜か失望かを表明しています。
Shame the USB-c prototype iPhone 12's arent making it to production. 1 more year of lightning 🥳😭
— Fudge (@choco_bit) May 25, 2020
Oh well, at least smart connector on 13 series
こうした見方は、やはり有名リーカーJon Prosser氏の「iPhoneはUSB-Cへの変更を介さず、Lightning端子から一気にポートレス(端子がない)に移行する」との予測と符合しています。Prosser氏は純正ワイヤレス充電マットAirPowerが復活し、それが充電端子を持たないポートレスiPhoneへの布石になるとも述べていました。
☝️ yep.
— Jon Prosser (@jon_prosser) May 13, 2020
One portless iPhone coming next year.
Never USB-C. Eventually, they’ll all be portless.
それと合わせて、@choco_bit氏はiPhone 13(2021年iPhoneの仮称)ではiPad Proと同様のスマートコネクタが搭載されるとも予測。さらに読者からその意味を問われて、「スマートコネクタ採用はポートレス化を意味する」との趣旨を回答しています。
Portless
— Fudge (@choco_bit) May 25, 2020
2020年初めに欧州議会はスマホ充電端子の統一を決議し、アップルにLightningの放棄を迫ることが予想されていました。そこから将来のiPhoneにUSB-Cが搭載されると期待されていた経緯がありますが、「充電端子やケーブルそのものをなくす」という斜め上の対応となるのかもしれません。
Source:@choco_bit(Twitter)
Via:AppleInsider