「世界で最も強力な高級EVセダン」Lucid Air正式発表。最低価格は「8万ドルより下」

テスラModel Sより安くなる?

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年09月10日, 午後 07:00 in sedan
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Lucid Motors
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かつてテスラModel Sの開発プロジェクトを率いていたピーター・ローリンソン氏がCEO/CTOを務める電気自動車ベンチャーLucid Motorsが、そのModel Sのライバルと言われるセダン型EV Lucid Airの市販バージョンを発表しました。

Lucid MotorsはAirに関する情報を少しずつ明らかにしており、それがテスラModel Sを上回るものであることをアピールしてきました。これでModel Sよりもやや安い設定なら…と思って見守っていた人もいそうですが、今回発表された市販価格は、ベースグレード「The Air」の価格は8万ドル(約850万円)未満の設定になることが明らかになりました。

8万ドルだとModel Sのベースグレード(約7万5000ドル)よりも高額ですが、”未満”の幅がどれぐらいかは今後気になるところです。

Lucid Airには4グレードが用意されており、最も安価な「The Air(航続距離未発表)」が8万ドル(約850万円)未満の設定になるほか、上の「Air Touring(406マイル、約654km)」が9万5000ドル(約1008万円)から。中間上位モデルの「Air Grand Touring(517マイル、約832km)」は13万9000ドル(約1475万円)、最上位の「Air Dream Edition(465~503マイル、約748~810km)」が16万9000ドル(約1793万円)。

デリバリーは上位モデルから順に開始され、最も時期が早いDream Editionは2021年春から。最も遅いThe Airは2022年まで待たねばなりません。

Lucid によると、ベースモデルのThe Airにも、アダプティブクルーズコントロール、車線維持、自動緊急ブレーキ、自動駐車機能といった高度な機能が標準装備されます。また、他車との衝突回避システムの一部として、障害物や歩行者を含むオブジェクトを検出するレーザーベースのセンサー - 標準の LIDAR を装備する最初の生産車の 1 つになります。

ロータス~ジャガー~テスラと華麗なキャリアを築いてきたローリンソンCEOが率いるLucid Motorsだけに、テスラを上回る高性能EVの開発ものノウハウ蓄積も申しぶんなさそうです。

ローリンソンCEOは「Lucid Motorsは電気自動車をより良くすることを目指しており、それによって業界全体を持続可能なモビリティへの移行に貢献します」と述べています。

Lucid Airは独自開発により電気ドライブトレインを小型化、その分のスペースを室内空間に活用する”Lucid Space Concept”を採用しています。このコンセプトはLucid AirとSUVタイプの車体がチラ見せされた新たなモデルが使うLucid Electric Advanced Platform(LEAP)アーキテクチャの中心になるもので、既存の自動車の設計を模倣するのでなく、白紙からの電気自動車専用の設計とすることで、従来の自動車とは微妙に異なるモダンなデザインの実現を可能とし、路上での独特の見栄えを持つクルマの提供を可能とすると説明されます。

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またデュアルモーターで、最大1080馬力を発揮するAWDのLucid Airは、0~400m(いわゆるゼロヨン)加速で9.9秒を記録します。これはEVセダンとしては唯一(テスラModel Sは10秒台)とのこと。

エネルギーの放出(加速)が最高ならエネルギーを蓄えるほうも気になるもので、こちらはDC急速充電設備(米国ではElectrify Americaの350kW急速充電設備)を使用すれば、1分あたり最大20マイル(約32km)走行可能な電力を充電。30分あればほぼ満充電にすることができます。なお、このバッテリーはLucidが前身であるAtievaの名でフォーミュラEの標準バッテリーを提供していたときに得たノウハウを活用しています。

また運転支援システム(ADAS)であるLucid Dream DriveがDream Editionに標準装備されます。これはLucidいわく映像・レーダー・超音波など一連のセンサー群に高解像度LiDARを加え、さらにドライバーモニタリングシステム(DMS)を組み合わせた「他に類を見ないプラットフォーム」であり、ジオフェンス式の高解像なマッピングも活用して、レベル2~3の自動運転技術に加え可能な限りの安全性を追求しています。

ほか、グレードごとの差別化としては、たとえば出力面ではAir Turingは620hp(626ps)、Air Grand Turingは800hp(811ps)といった違いがあります。Dream Editionは最大出力1080hp(1095ps)を引き出せるものの、それと引き換えに、上述のとおり下のグレードに比べ航続距離が短いのが玉に瑕。しかし21インチの専用ホイールや内装など一段上の特別な仕様を楽しみたいセレブなお方ならこれ一択で間違いないはずです。

【訂正】初出時Lucid Dream Driveが全グレードに装備としていましたが、正しくはDream Editionに標準装備の誤りです。お詫びして訂正します。

source:Lucid Motors

via:Auroblog

 
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