iPad Pro

先週発売された新型iPad ProにはMacと同じM1チップが搭載され、その高性能に見合った消費電力が予想されていました。そしてテストの結果、実際に重量級のゲームをプレイするとCPUとGPUの合計では最大で約20Wも消費していると報告されています。

TwitterユーザーのGolden Reviewer氏は、M1 iPad Proでの各種消費電力テスト結果を公開しています。まずCPUシングルコアの浮動小数点計算では10.7W、8コアGPUでは14.3W(以上、Linpackベンチマーク)、3DMarkのWildlife負荷テストではGPUのみで16.3Wだったとのこと。

そしてゲームアプリ『Divinity: Original Sin II』では8コアCPUと8コアGPUの合計で19.9Wという、モバイルデバイスとは思えない数値を叩き出しています。ちなみに本作は世界一広大なRPGとうたわれ、「次世代iPad Pro」(2018年以降のモデル)専用とされるほど負荷の高いゲームです。

もともとM1チップはMacBook AirやiMacといったノート及びデスクトップPC向けに設計されたチップであり、逆にいえばそうした高性能プロセッサーがiPad Proのような薄型デバイスに搭載可能になったことが驚きとも思えます。またM1のベースになったと推測されるA14 Bionicを採用したiPhone 12でも、3Dゲームでは電力消費が激しくバッテリー持続時間が長くないとのテスト結果もありました。

こうした消費電力の大きさは、バッテリー容量が前モデルの28.65Whから40.88Whに大きく増やされていることからも、アップルは想定済みだったと思われます。  

とはいえ、Golden Reviewerは自らのYouTubeチャンネルで、PUBG Mobileでは平均フレームレート88.2fpsにも達したと報告しています。

これはタブレットとしては破格の成績であり、消費電力の大きさには目をつぶり、あるいは自宅内で持ち運び電源につなげればいいと割り切れば、高性能ゲーム機としても買いかもしれません。

Source:Golden Reviewer(Twitter)

via:Wccftech