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Ruslan Tulupov

Appleシリコン「M1」チップ搭載の新型Macは、3機種とも従来のインテル製チップ搭載Macよりも接続できる外部ディスプレイの台数が減っています。しかしウェブサイトに記されている台数よりも多くのディスプレイをつないで映像を出力する回避策が報告されました。

アップルはウェブサイト上で、M1版MacBook AirとMacBook Proは1台の外部ディスプレイ(最大6K解像度、60Hz)に対応。そしてM1版Mac miniでは最大2台の外付けディスプレイ対応を謳っています。

しかしインテル版では、MacBook AirおよびMacBook Proでは1台の外部6Kないし5Kディスプレイ、または最大2台の外部4Kディスプレイを表示可能。またMac mini(2018)では最大3台の4Kディスプレイ、または1台の5Kディスプレイと1台の4K画面に表示できます。つまりM1版Macはおおむね、インテル版Macより外付け可能ディスプレイが1台減っているわけです。

しかしYouTuberのRuslan Tulupov氏によれば、DisplayLinkソフトウェアとDisplayLink認定ディスプレイアダプタ(外部ドック経由)を使えば、アップルの説明を超える数、具体的にはM1版Mac miniで最大6台、M1版MacBook AirおよびMacBook Proでも最大5台のディスプレイを繋げられることがわかりました。

ただしこれには一部制約もあります。MacのThunderboltポートには6つの4Kディスプレイをフル解像度で同時表示できるほど帯域幅がないため、Tulupov氏は外部ディスプレイの解像度を4K~1080pまで混在させています。一般ユーザーが実用する場合でも、1台ずつ解像度を設定してやる必要があるもようです。

またパフォーマンス面のテストではFinal Cut Proのレンダリングをしつつ複数のディスプレイでフル解像度の動画再生を行っています。その様子を見ると、たまにコマ落ちする程度でほぼ正常に動作していることがわかります。MacBook Airを閉じてクラムシェルモードにしても、再び開いても十分と言える映像表示ができており、Tulupov氏は「素晴らしい」と評しています。

今回はテストしていないものの、Tulupov氏は、iPadをサブ画面化するSidecar機能を使えば、さらに多くの画面が使えるかもしれないと指摘しています。外部ドックやディスプレイアダプタの追加出費はかかりますが、M1版Macの外部ディスプレイの数を理由に購入を見合わせていた人には朗報と言えそうです。

Source:Ruslan Tulupov(YouTube)

Via:MacRumors