MacBook Pro

今月15日のアップルイベントでは、次期iPhone 13(仮)シリーズ発表に注目が集まっています。そんななか、次期MacBook Pro用のミニLED画面が予定通り出荷されているとのサプライチェーン情報が届けられています。

ここでいうミニLED画面とは、アップル的には「Liquid Retina XDR」と呼ばれ、最新の12.9インチiPad Proに搭載されたディスプレイのことです。そのパネルには1万個ものミニLEDバックライトが使われており、ローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせることで、エリアごとの点灯・消灯ができるしくみ。これにより12.9インチiPad Pro(2021)は高輝度かつ高コントラストを実現したと謳われています。

しかしミニLED画面は新技術ゆえに生産が難航しているとの噂もあり、そのために次期MacBooProも量産が遅れているとの報道もありました

さて台湾の業界情報誌DigiTimesによると、アップルはミニLED画面を搭載したMacBook Proシリーズを10月~11月に発表する可能性が高く、2021年内の総出荷台数は400万台近くに上る見通しとのことです。ようやく、歩留率の改善を妨げていたボトルネックが解消されたのかもしれません。

またミニLED関連サプライヤー(General Interface Solution、Epistar、Lextar Electronicsの3社)も生産能力を増強するため数百万ドルの投資を行っているとのことです。おかげで各社とも事業を拡大して収益を上げているという、生産が順調に進んでいることを裏付ける事情も伝えられています。

次期MacBook Proの発表時期は、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者が「現行16インチMacBook Proの発売から2年後」つまり11月頃と予想していました。それは今回のDigiTimes情報ともほぼ一致しており、10月~11月に登場する可能性が高まったと言えそうです。

ほか次期MacBook Proについては、画面サイズが14インチと16インチの2種類で、現行のiPhoneやiPad Proと同じくフラットエッジ(端が角張った)デザインとなり、HDMIやSDカードスロットなど外部ポートが追加され、充電端子も磁気式のMagSafeタイプになり、ようやくFaceTimeカメラの解像度が1080p(現行は720p)に更新。その一方で賛否両論あったTouch Barが、数年ぶりに廃止されるとの予想が固まりつつあります。

またM1チップのCPUおよびGPUコア数を増やした「M1X」プロセッサを積むことで、処理能力も大幅に底上げ。さらに14インチと16インチは同じCPUを搭載し、価格も同じようなものになる(14インチが現行の13インチより大幅に高くなる)という噂話もあります

M1 Macのようなお手ごろ価格にはなりそうにありませんが、クリエイティブのプロは金額に見合った満足感が得られるかもしれません。

Source:DigiTimes

via:9to5Mac