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2021年後半に新デザインのMacBook Pro(Appleシリコン版とインテルベースともに)発売が噂されるなか、アップルがForce Touch(感圧タッチ)付きのTouch Barを特許出願していることが明らかとなりました。

Force Touchは2015年モデルのMacBookシリーズ内蔵トラックパッドに初採用された技術であり、メカニカルなボタンがなくても通常のトラックパッドのような操作感を実現するもの。初代Apple Watchでも導入され、画面を押し込む強さを識別して異なるレスポンスを返していました。同じ年にiPhone 6sでも「3D Touch」として導入されましたが、最近のiPhoneやApple Watchでは廃止されています。

しかしアップルの特許情報に詳しいPatently Appleは、米特許商標庁(USPTO)が公開した同社の特許申請(2019年5月出願)が、将来のMacBook ProのTouch Barに感圧タッチをもたらす可能性があるものだったと報じています。

出願書類には「一般に、電子機器、少なくとも部分的にディスプレイの周囲に配置され、ディスプレイとコプレーナ状に配置された感圧センサを内蔵したディスプレイを備える電子機器に関するもの」とあり、ここでいう「ディスプレイ」は「第2」と説明されています。

文面だけだと分かりづらいのですが、添付された図面は「Force Touch用の新たな回路を備えたMacBook ProのTouch Bar」そのものです。

TouchBar
Patently Apple

それがどのように動作するかの詳細はありませんが、米9to5Macはうっかりタップすることを防ぐための感圧タッチではないかと推測を述べています。たしかに現状のTouch Barは触れるとすぐさま“暴発”しやすく、MacBook Proユーザーのぼやきのタネとなっている感があります。

現在Touch Barを備えているMacBookモデルはMacBook Proのみ。MacBook AirにもTouch Barを持ち込むとの噂はこれまで皆無であり、ましてAppleシリコン「M1」チップもAirとProで共通となった今となっては、Proとの差別化のためにもAirへの追加はないと思われます。

Touch Barについてユーザーの賛否が分かれるなか、2019年の16インチMacBook Proでキーボードが再設計されたさいも削除されずに独立したESCキーが設けられていました。アップルとしては不満が寄せられている箇所を改善しながら、Touch Barの存続を図りたいのかもしれません。

Source:Patently Apple