Marvel Doctor Strange
Courtesy of Marvel Studios

マーベルの新作映画『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』(Doctor Strange in the Multiverse of Madness)の日本国内公開日が、米国より2日早い5月4日(水)に決定しました。

2016年の『ドクター・ストレンジ』に続く第二作であると同時に、『アベンジャーズ』『アイアンマン』など30作近い映画やTVシリーズで構成される『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)の最新作でもあります。

2022年1月7日より国内公開が始まった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』劇中の出来事をきっかけに解き放たれてしまったマルチバースの脅威にベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが立ち向かうのが今作の物語。

2006年生まれ15歳の若手女優ソーチー・ゴメス演じるアメリカ・チャベスの登場など、新しい世代のスーパーヒーローや今後のMCUが本格的に動き出す作品でもあります。

Marvel Doctor Strange

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品群は同じ世界を共有しており、おおむね時系列に沿った『フェイズ』で区切られています。たとえばフェイズ1は、2008年のMCU第一作『アイアンマン』から2012年の『アベンジャーズ』まで6作品。

強敵サノスとの戦いに終止符を打った2019年の『アベンジャーズ:エンドゲーム』(と、その直後が舞台のスパイダーマン第二作『ファー・フロム・ホーム』)でフェイズ3は幕を下ろし、現在はフェイズ4が進行中です。

フェイズ3はスーパーヒーローが集結して宇宙の危機を救う大掛かりなクロスオーバー展開や、興行収入記録を塗り替える超大作映画続きだったのに対して、フェイズ4はDisney+シリーズの『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』『ホークアイ』など、いずれも評価は高いもののお話の規模としては小さい、他作品とつながりはするものの本筋はスタンドアロンに近い内容が続いてきました。(タイムパトロール組織が登場する『ロキ』は、ある意味これまでのどの作品よりも大きなスケールともいえますが)。

コロナ禍で公開が遅れに遅れたMCUフェイズ4の劇場映画は『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー』『エターナルズ』がありますが、ブラック・ウィドウは過去編、シャン・チーは新たなカンフーヒーローのオリジンストーリーとして過去や隔たった場所が主、エターナルズは規模としては万年単位で超絶に大きいものの、従来のヒーローたちが預かり知らぬところで起きていた『一方その頃……』的な物語であったりと、一時期のMCUのような大規模クロスオーバー展開にはなっていません。

Marvel Doctor Strange
Courtesy of Marvel Studios

新作『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』は、フェイズ4時点で残るもっとも重要なヒーローのひとりであるドクター・ストレンジを主人公に、地球の危機どころか多世界宇宙の危機を描く内容。劣らず強力な「スカーレット・ウィッチ」ワンダも登場するほか、コミックス版では強力なヒーローである新キャラのアメリカ・チャベスがMCUに初登場するなど、今後のMCUの展開を占う内容が期待できます。監督はサム・ライミ。

まだ先のゴールデンウィーク映画ではありますが、マルチバース・オブ・マッドネスにつながるMCUスパイダーマンの第三作『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は1月7日より公開。

ワンダは Disney+ のシリーズ『ワンダヴィジョン』で主役を務めるほか、ドクター・ストレンジの片腕ウォンはMCUフェイズ4映画に意外なかたちで登場するなど、5月までに「見ていればもっと楽しめる」を埋める作品はたくさんあります。

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