Mate40Pro

ファーウェイの最新モデル「Mate 40 Pro」が海外で発売になりました。まずは中国市場で販売が始まっています。今回はその中国版(モデルNOH-AN00)を筆者の居住する香港で入手しました。なお中国ではMate 40 Proの売れ行きは好調のようで、香港の端末輸入販売店でも入荷数がかなり少ない状況でした。

ディスプレイサイズは6.76インチ、2722x1344ピクセル。春モデルの「P40 Pro」が6.58インチ2460x1200ピクセル、昨年の前モデル「Mate 30 Pro」が6.53インチ2400x1176ピクセルでしたから、より大きく高解像度になっています。

Mate40Pro

なお画面から見えるようにGoogleサービスは非搭載、HMS(Huawei Mobile Services)が載っています。言語設定には最初から日本語があったため、日本語で使うことも可能です。

カラバリは4色ありますが、入手したのはブラック。背面は光沢感ある仕上げです。本体中央上部のカメラ部分は円形の台座で、オンライン発表会の時に「iPodっぽい?」と思いましたが、実物はサイズが大きく高級感もあるためそうは感じません。それよりも左右対称のデザインが美しく、最近の左上に大きいカメラを載せている他のスマートフォンと比べると安定感あるデザインに感じます。

Mate40Pro

本体サイズは162.9x75.5x9.1mm、212g。若干重さは感じます。ディスプレイ側面はカーブを描いたHorizon Displayで、ダブルタップするとボリュームボタンをソフトキーとして表示できます。握ってみたところ、この側面部分にあたる指で誤タッチすることはありませんでした。

ちなみにP40 Proは158.2x72.6x9 mm、209g。Mate 30 Proは158.1x73.1x8.8 mm、198gです。ディスプレイサイズが大型化したことで、本体サイズも大きくなっています。

Mate40Pro

カメラ部分は出っ張りがありますが、気になる高さではありません。ケースをつければ面一になるでしょう。このデザインがいいと感じたのは机やテーブルの上に置いた時です。中央部分が出っ張っているので、机の上に置いても左右にぐらつくことがありません。

Mate40Pro

さて、フロントカメラは2つ搭載しています。1300万画素とToFです。P40 Pro、Mate 30 Proが3200万画素+ToFなので退化しているようにも見えますが、Mate 40 Proのフロントカメラは超広角、P40 Pro / Mate 30 Proは広角です。室内などでのセルフィーを考えると、画角が広いカメラを搭載したほうが使い勝手は高いでしょう。なおフロントカメラが2つ並ぶパンチホールはその存在がやや目立ちます。これはP40シリーズでも同様でした。

ディスプレイのリフレッシュレートは90Hzと高まりましたが、バッテリーの持ちを重視したダイナミックモード(90Hzと60Hzの自動切換え)なども設定できます。

Mate40Pro
Engadget Japan

有機ELディスプレイのため、AOL(Allways On Display)表示が可能。スリープ中にも画面上にテキストやグラフィックを表示できます。グラフィックはアニメーションも表示可能。自分で撮影した写真も利用できます。テキストはテンプレートに好みの文字入力もできるので、ToDoや忘備録を書いておけば忘れません。

Mate40Pro

Mate 40 Proの最大の特徴はチップセットにハイシリコンのKirin 9000を採用していることです。AnTuTuでパフォーマンスを計ったところ、パフォーマンスモードをONにすると661765、OFFでは508295でした。確かに高性能です。

Mate40Pro

カメラはDXOMARKのスコアで136、フロントカメラは104。どちらも現在販売されているスマートフォンの中では最高値です。カメラは4つに見えますが、1つはピント合わせなどのレーザーセンサーになります。

Mate40Pro
▲左上から反時計回りに、1200万画素の望遠(光学5倍、デジタル50倍)、5000万画素の広角(F1.9)、2000万画素の超広角、レーザーセンサー。

ざっくりと、標準モード、1倍で香港の街中を撮影してみました。以下写真は1200x900ピクセルに縮小しています。

Mate40Pro
Mate40Pro
Mate40Pro
Mate40Pro

ナイトモードは撮影と処理に5-6秒かかります。

Mate40Pro

Mate 40 Proはファーウェイの最新フラッグシップモデルだけあって、質感、レスポンス、カメラ、どれをとっても十分満足することができました。しかし現在の状況からすると、中国とヨーロッパ以外での販売は期待できないかもしれません。Kirin 9000を搭載したハイパフォーマンスなスマートフォンを、少数でもいいので日本にも投入してほしいものです。