Ryzen 5と2160×1440液晶で約8万円。お買い得モバイルノートをファーウェイが6月19日発売

MateBook 13のAMD CPU搭載モデルが日本でも

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2020年06月18日, 午後 12:00 in matebook 13
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MateBook 13 AMD

日本でのノートPCに力を入れるファーウェイが、モバイルノートPC『HUAWEI MateBook 13』に新機種を投入します。発売日は6月19日、市場想定価格は7万9800円(税別)です。Microsoft Officeは非搭載ですが、OSにはWindows 10 Homeを搭載します。

特徴は、日本では同シリーズ初となるAMD Ryzen搭載モデルとなっている点。最新の第3世代ではなく第2世代ですが、その分もあり本体のお買い得度は非常に高いのが見どころです。

具体的には、2160×1440解像度/アスペクト比3:2のIPS液晶パネル搭載、画面占有率88%の「開くとほぼ画面」な3辺ナローベゼル設計、本体重量約1.3kgといったシリーズ共通となる特徴をそのまま引き継ぎ、さらにCPUにはAMD『Ryzen 5 3500U』(4コア8スレッド、基本クロック2.1GHz、ブースト時クロック3.7GHz)を採用。

加えてRAM 8GBとNVMe SSD 256GBを搭載しつつ実売8万円以下といった構成。ヘビーユーザー目線でも(一応)実用に耐える装備のモバイルノートとしては、特筆すべき価格と呼べることは間違いありません。


MateBook 13 AMD
▲筐体(きょうたい)設計はインテル版と同一。画面占有率88%のナローベゼル設計もそのまま継承します

さらに特徴となる3辺ナローベゼル設計も、シリーズの他モデルそのまま。画面占有率は88%に達し、またWebカメラはX Proよりも使いやすい、画面上部(天面側)となる一般的な配置です。

なお、本体サイズと重量は、既発売のインテルCPU搭載版と同じ。それぞれ286×211×14.9mm(幅×奥行き×厚さ)、本体重量は約1.3kgと、重量は重めですがモバイルに入る範疇です。

一方で、価格には比較的大きな差が。同シリーズで、原稿執筆時点での実売最廉価となるCore i5-20210U/RAM 8GB/SSD 512GBモデルが約10万円(Officeアプリは同じく非搭載)。

今回のRyzen 5モデルはSSD容量こそ256GBと少なく、またインテル版では付属するUSBハブ『MateDock 2』がセットより外されています。しかしそれでも、第一線級の性能と、高解像度な3:2液晶を搭載するモバイルノートPCが8万円台という魅力は大きなものでしょう(さらに加えれば、GPUの性能では勝っています)。

ただし留意が必要なのは、公称バッテリー駆動時間は約7.2時間と、インテル版(約12.4時間)より短くなっている点。このあたりは、低負荷時の省電力性ではインテル製CPUに不利だった第2世代Ryzenの不利な点が表出しているところと呼べそうです(ただしこの点は、第3世代で大きく改善されています)。

なお本モデルは、ファーウェイ製ノートPCにおけるRyzen搭載モデルとして見た場合、4月に発売された15.6インチモデル『MateBook D15』に続く製品となります。D15は発売当初より6万9800円(税別、Officeアプリは非搭載)と非常に廉価なことで、お買い得PCとして注目されて来ましたが、本モデルはこのモバイルノート版とも呼べそうです。

参考記事:

7万円で隙なし仕様。ファーウェイの戦略ノートPC、MateBook D 15日本版4月10日発売

MateBook 13 AMD
▲高負荷時の発熱が比較的高い第2世代ノート用Ryzenですが、放熱にはデュアルファンを搭載。高負荷時でも性能をキープします

なお、他社製モデルを含めたRyzen搭載機においてインテル版とは差の付けられやすいUSB端子ですが、本モデルに関してはインテルCPU版が若干“機能控えめ”なこともあってか、仕様は同じです。

ただし、そもそもが少しややこしい構成となっています。全般としてはUSB Type-C×2基なのですが、それぞれの機能が“非対称”となっているパターンのため。

具体的な機能は、左側が内部USB 2.0仕様で、電源入力(USB PD入力)、充電とデータ転送に対応。右側が内部3.1 Gen1仕様で、画面出力(DisplayPort Alt Mode)とデータ転送に対応します。

生体認証に関しては、Windows Hello対応の指紋認証機能を搭載。ユーザーからの評価が高い、電源ボタン兼用の指紋センサーにより、電源オンからWindowsログインまでがワンタッチで行えます。

詳細な仕様は、

  • 本体サイズ……約286×211×14.9mm(幅×奥行き×厚さ)

  • 本体重量……約1.3kg

  • ディスプレイ……13インチ/3:2、2160×1440、タッチ非対応、IPS液晶(最大輝度300nit)

  • CPU……AMD製Ryzen 5 3500U(TDP 15W、4コア8スレッド、基本クロック2.1GHz、ブースト時クロック3.7GHz)

  • GPU……CPU内蔵(AMD RADEON Vega 8)

  • RAM……8GB/DDR4-2400(オンボード、増設不可)

  • ストレージ......256GB SSD(NVMe/PCI Express接続)

  • バッテリー駆動時間......7.2時間(JEITA 2.0測定)

  • USB端子......USB Type-C 3.1 Gen1×1(DP Alt Mode対応)、USB 2.0 Type-C×1(電源入力[USB PD]、給電対応)

  • 拡張端子......3.5mmヘッドセットジャック

  • Wi-Fi......Wi-Fi 5(802.11ac)

  • 生体認証機能......指紋認証(Windows Hello対応、電源ボタン兼用)

  • 標準搭載OS......Windows 10 Home 64bit版

といったところ。


MateBook 13 AMD

さて、本機が属するMateBook 13シリーズは、ここ最近立て続けに新モデルを追加しています。2020年に入ってだけでも、2月に第8世代Core iシリーズの廉価モデルが追加されており、4月には第10世代Core i搭載モデルへと世代交代しています。

今回はさらに2カ月でシリーズ最廉価モデルが加わるということで、シリーズとしての力の入れようが伺えます(一方で購入したユーザー側の心理を考えると、正直なところ手放しで喜べないのではとも思いますが)。

参考記事:

「HUAWEI MateBook 13」新モデルを10万円で2月28日に発売、画面占有率約88%でCore i5-8265U搭載(2020年2月)

ファーウェイ、新MacBook Air対抗の13型ノートを約12万円で国内発売(2020年4月)

ただしいずれにせよ、ヘビーユーザーから支持を受ける、高品質なアスペクト比3:2液晶を搭載したモバイルノートがこの価格という時点で、注目すべきモデルであることには間違いありません。

Source:HUAWEI MateBook 13 AMD公式ページ

 
 

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