台湾MediaTekは新型モデムチップ「M80」を海外発表しました。

最大の特徴は、サブ6だけでなくより高速なミリ波での5G通信に対応したこと。これにより、下り最大7.67Gbps、上り最大3.76Gbpsという通信速度を実現しています。

またM80ではデュアル5G SIMやサブ6とミリ波のデュアルコネクティビティ及びキャリアアグリゲーション、TDDとFDDにまたがる5Gアグリゲーション、SA/NSA(スタンドアロン/非スタンドアロン)などの通信規格をサポートしています。

なおM80はMediaTekにとって第2世代の5Gモデムチップで、同社は2018年12月にサブ6にのみ対応した「M70」を発表していました。同チップはSA/NSAに対応するなど、ミリ波への対応を除けば主要な5G技術の多くをサポートしています。

MediaTekはすでにM70を搭載し5Gに対応した独自プロセッサ「Dimensityシリーズ」をリリースしており、今月には最新プロセッサ「Dimensity 1100/1200」を発表しました。DimensityシリーズはRealmeやOPPO、シャオミ、Honor、Vivoなどのメーカーから、中〜低価格向けスマートフォンに数多く搭載されています。

なお、M80は2021年後半に顧客向けにサンプル出荷が開始される予定です。今年後半はローエンド〜ミッドレンジ市場向けのスマートフォンでも、ミリ波5G通信に対応するスマートフォンが数多く登場することが予測されます。

Source: MediaTek