台湾メディアテックが2020年第3四半期(7月〜9月)のスマートフォンプロセッサのシェアで、首位を獲得していたことが報告されています。

調査会社のCounterpointの報告によると、同期にはメディアテックのプロセッサを搭載したスマートフォンが1億台以上販売され、31%のシェアを獲得したとのこと。これは、前年同期から5%の伸びとなっています。

一方でミッドレンジ〜ハイエンド向け製品で知られる米クアルコムは、5G対応プロセッサのシェアでは首位だったものの、全体の出荷台数シェアでは29%となり、メディアテックに抜かされたことになります。

メディアテックのプロセッサは、主にローエンド向けスマートフォンに搭載されており、インドや中国、ラテンアメリカなどで搭載端末が広く普及しています。また台湾をベースとし、台湾TSMCにチップ製造を委託するメディアテックは、米中貿易戦争をうまく回避した形になります。

日本ではあまり馴染みのないメディアテック製プロセッサとその搭載スマートフォンですが、世界市場では大きな役割を果たしています。

Source: Counterpoint