独メルセデス・ベンツブランドは、幅が約56インチ(141センチメートル)の一枚のディスプレイのように見える統合車載スクリーン「MBUX Hyperscreen」を海外発表しました。

3つの有機ELディスプレイからなる複合車載スクリーン。システムには8コアCPUと24GBのRAMなどを搭載。運転に必要な情報表示だけでなく、助手席の同乗者にもカーナビゲーションやソーシャルメディア、電話、充電などの各種インフォテイメント機能が提供されます。

インターフェイスにはAI(人工知能)処理を組み込んでおり、ユーザーの使い方に合わせた挙動を行います。例えば自宅へ帰る際に連絡先への電話を提案したり、ユーザーが定期的にマッサージ機能を使用している場合は外気温に応じた異なるメニューを提案するなど、ユーザーのふるまいを学習し、必要とするであろうタイミングや操作を先回りして判断してくれます。こうした挙動はユーザーごとのプロファイルで管理されており、別のユーザーが乗車している際にはまた別の挙動になるとのこと。

パネルには反射防止タイプのゴリラガラスを採用し、視認性を高めています。また内蔵カメラと光センサーにより、ディスプレイの明るさが車内の明るさに応じて自動で調整されます。

MBUX Hyperscreenはメルセデスが開発中の高級EVセダン「EQS」にオプションとして設定される予定です。2021年にその姿が披露される予定のEQSですが、電動であるだけでなくその内部システムも非常に先進的なものとなりそうです。

Source: Daimler