メルセデスとBMW、自動運転の共同開発計画を中止。「両社とも既存の開発の道に集中」

ヨリを戻す可能性は否定せず

Munenori Taniguchi
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Mercedes/BMW

BMWとメルセデスは昨年、自動運転技術の開発で協力し、2024年までにアウトバーンでレベル4の自動運転を実現することを計画していました。しかし両社は現在、いったんその道を進むことをやめているようです。

両社は共同で発表したリリースで「広範囲にわたる検討の結果、2社は既存の開発パスに集中するための相互で友好的な合意に達し」たと述べ、一時的に自動運転技術の共同開発を保留するとしました。

両社とも昨年の共同開発契約を締結するまで、専門家やサプライヤーとを交えた詳細な話し合いや技術のロードマップについて詳細な検討を行うことができなかったとしています。そして、その後これらの会談を行った結果、自動運転プラットフォームの開発を共同で行うことは当初考えていた以上に難しく、コストのかかる作業であることがわかったと述べました。

ただ、これは完全な協力関係の終了というわけではなく、いつか共同作業を再開する可能性はあるとしており「自動運転分野における安全性や、消費者利益などの問題に対する2つの企業組織の基本的なアプローチは”高い互換性”を維持する」ことを強調しました。

両社とも、現在の世代における自動車の自動運転技術開発は別々に開発してきたものであり、すでに大きな進歩を遂げてきています。ただそれでも、2024年までにハイウェイを完全に自動運転で走行できる技術を共同開発するというのは少し性急だったかもしれません。

米国で自動運転技術を開発しているUberは、完全自動運転が一般的になるまではまだ時間がかかるとの見通しを示しています。またGoogleのWaymoは、昨年末に自動運転タクシーサービスを開始したものの、いまだ一般が利用できるようにはなっておらず、アリゾナ州フェニックスの、ジオフェンス(GPS情報で区切られた)エリア内だけでの提供となっています。また旧来の自動車メーカーであるフォードのCEOジム・ハケット氏は、2021年に自動運転車を発売するとしているものの、発売当初はやはりジオフェンスで区切られた地域でのみ提供することになるだろうとしています。

souce:BMW

 
 

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