Mercedes
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自動運転機能といえば多くの人がテスラのAutopilotやFSD(Full Self-Driving)オプションを想像することと思いますが、イーロン・マスクCEOも認めるとおり、これまでのところこれら機能はドライバーがハンドルから手を離すことすら認められないレベル2の自動運転機能しか提供していません。

これは他の自動車メーカーも同じ状況と言えますが、条件付きでならレベル3の機能を実装するクルマも(ホンダ、日産、スバル、トヨタなど)搭乗しはじめています。ドイツのメルセデス・ベンツももうじきドイツ国内で間もなくそれを実現するDrive Pilotを高級グレードのSクラスとEQSに搭載し発売する予定です。

Drive Pilotは高速道路でなおかつ60km/h以下、つまり渋滞した状況でのみ利用可能なレベル3自動運転機能を提供します。地方にはあまりない条件かもしれませんが、都市部なら通勤時間帯には頻回に遭遇するシチュエーションであり、最もドライバーがストレスを感じる状況で、自動運転が使えるなら、その間にメールやスケジュールをチェックするなど時間を有効に使えるかもしれません。

ただ、ハンドルから手を離して運転を任せられると行っても、完全に意識を運転から別の作業に逸らしてしまうことはできません。レベル3自動運転中に起きたことはすべてメルセデスが責任を負うことになるものの、その間システムは車内カメラでドライバーの状態を確認しつづけます。

まだDrive Pilotシステムは自動運転機能でカバーできない条件、つまり60km/h以上に速度が上がったときや緊急車両が接近したとき、さらに天候(雨天)によってもドライバーが随時運転に復帰する必要があるのは注意が必要です。

YouTubeには、本家EngadgetのRobert Baldwinがメルセデスのテストコースでこの自動運転を体験し、ナイスなレポートにまとめています。動画の字幕をオンにして自動翻訳を日本語に設定すれば、多少たどたどしくはあるもののレポート内容もよくわかりますので、ぜひともご覧ください。