Meta
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Metaは12月15日(現地時間)、同社のバグ報奨金プログラムを拡大し、スクレイピングされたデータの発見や、スクレイピングに繋がるバグの報告も対象にすると発表しました。

Metaによれば、スクレイピングに関する報奨金プログラムは業界初だとしています。


Facebookのプロフィールでは、名前やメールアドレス、人によっては住所や電話番号、政治的思考や宗教なども公開されています。

こうした情報を自動ツールなどを用いて収集するスクレイピングはたびたび問題となりますが、悪意のある攻撃とは違い完全に防止するのは難しいものがあります。それでもスクレイピングをより困難にしコストがかかるようにするための工夫は各サービスで行われているところです。


今回のMetaの報奨金プログラム拡大も、こうした取り組みの一環です。スクレイパーが制限を回避し、意図されていない大規模なデータにアクセスできるようなバグを報告してもらうことで、スクレイピングの難易度を上げるのが目的です。

また、スクレイピングされたデータが公開されているのを見つけた場合にも、報奨の対象となります。

個人情報を特定できる情報または機密データ(メール、電話番号、住所、宗教的または政治的所属)などを含む、少なくとも10万件の一意のFacebookユーザーレコードを含む、保護されていない、または公開されているデータで、Metaがまだ把握していないものが対象となります。

報告を受けた場合、Metaは関連団体と協力してデータの削除、非公開化を行うとのことです。


なお、スクレイピングされたデータの報告に関しては、報奨金は報告者に直接ではなく、報告者が指定した慈善団体に寄付という形で行われます。

わざわざこのような形になっているのは、スクレイピング行為を推奨してしまうことがないように、つまり、データを公開しそれを報告することで報奨金を得るようなことがないようにとの配慮だとしています。

Metaによると、スクレイピングされたデータの報告とバグの報告の報奨金はどちらも最低500ドルとのことです。


Source: Meta