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シャオミから発売されたMi 11は、Snapdragon 888をいちはやく搭載したことでも話題となりましたが、筆者としてはスペックよりもシャオミのCEOである雷軍氏のサインが入ったスペシャルエディションが気になり、早速入手してしまいました。

今回はひとめ惚れしてしまったMi 11の外観を中心にファーストインプレッションをお届けしたいと思います。

この雷軍氏のサイン入りのスペシャルエディションは、シャオミファンの要望から生まれたものだそうです。雷軍氏の人柄がうかがえますね。

ちなみにスペシャルエディション以外のカラーバリエーションは、マット仕上げのガラスを使用した黒、白、青、レザー調のスモークパープルとカーキとなります。落ち着いているけれど地味ではない色味におしゃれな印象を受けます。

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本体サイズは164.3x74.6x8.06mm(レザー調のモデルの厚みは8.56mm)、重さは196g(レザー調は194g)、画面は6.81インチ、女性でも片手で握ることができる大きさで、重さも気になりません。バッテリー容量は4600mAh、有線での充電が55W、無線充電が50W、さらに10Wのワイヤレスパワーシェアにも対応しています。スペックの詳細はこちらからどうぞ。

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背面は、カメラ部のデザインもさることながら、メインカメラの大きさが目を引きます。両端は緩やかなカーブがあるので手になじみます。また、縦のストライプ状に凹凸があるのも他にはない手触りで面白いです。

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色は光の当たる角度によって青系~ピンク系に変わります。決して鮮やかすぎず美しい色の変化は年代を問わず持てそうです。左下には雷軍氏のサインとスペシャルエディションであることが印字されています。背面を眺めているだけで気分が上がります。

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本体の上部と下部にはマイクとスピーカーがあります。Harman Kardonの文字が眩しいですね。

音周りはHarman Kardonが監修しています。手持ちの音楽や動画を転送し再生してみましたがなかなか良い印象です。

その他、上部には赤外線ポート、下部にはnanoサイズのSIMが2枚装着できるSIMスロットとUSB Type-Cのコネクタがあります。

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ボリュームキーと電源キーは片側側面にまとめられていて、反対側は何もありません。

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リフレッシュレートは120Hzと60Hzの切り替えが可能で、解像度もFHD+(3200x1440ドット)とWQHD+(2400x1080ドット)を切り替えることが可能です。WQHD+を選択した場合には、解像度を自動で切り替えてバッテリーの残量低下を抑えるモードにも設定できます。

そのほか、画面の色味に関しても多くの選択肢が用意されており、読書用に目に優しい色味にするモードがあるなど気が利いている印象を受けました。

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個装箱と同梱物も確認しておきましょう。

スペシャルエディション用に特別に用意された個装箱は薄いグレー味を帯びた白で全体的に偏光加工され上品な印象です。さらに、型番や雷軍氏のサインが印刷されたプラスチック製のスリーブに入れられており、特別感が演出されています。同梱物はSIM取り出し用ピン、ケース、クイックスタートガイドとなります。

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通常、Mi11にはACアダプタが同梱されませんが、ACアダプタ付属版も用意されています。付属するのはGaN(窒化ガリウム)の55Wタイプのもの。既にACアダプタを持っているユーザーもいますから、必要に応じて選べるのは良いですね。筆者は、せっかくなので付属版を選択しました。

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同梱されているケースを装着したところ、メインカメラがケースよりも飛び出していました。本体の厚みが抑えられている分、メインカメラの厚みが際立つのは仕方ないですが、丁寧に扱わないと傷つきそうで少し心配です。とはいえ、ケースを厚くしたら本体のコンパクトさが失われてしまうので悩ましいところでしょう。

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さて、Snapdragon 888をいちはやく搭載したMi 11の実力はどうでしょうか。筆者はゲームのような負荷がかかるアプリを使用することがほとんどないので、代わりにAnTuTuを実行してみました。画面のリフレッシュレートを120Hzにして実行したところ、スコアは70万超え、さすがの数値ですね。

ただ、写真を数枚撮るくらいでは気になりませんでしたが、AnTuTuの実行中は本体に少し温かくなっている部分がありました。

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このほかMi 11本体機能の特徴として挙げられるのは画面内指紋認証に対応している点。それだけでは珍しくもないですが、これを利用し血流を解析して心拍数に変換・表示する機能を備えています。

画面内指紋認証を搭載した端末は他にもたくさんありますが、このようなプラスαの機能を入れてくるあたりがシャオミらしいですね。

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カメラを見てみましょう。背面のカメラは3眼で、構成は広角(メインカメラ)、超広角、マクロです。

メインカメラは108MPでセンサーサイズは1/1.33と大きいのが特徴です。35mm判換算で25mm、光学手振れ補正に対応しています。13MPの超広角カメラは35mm判換算で15mm、5MPのマクロはテレマクロ、35mm判換算で50mm、オートフォーカス付きです。マクロがテレマクロであることと、オートフォーカス付きであることは、かなりポイント高いです。

なお、フロントカメラは20MP、小さめのパンチホールタイプとなります。

少し使ってみた印象ですが、全体的に素直な色味の仕上がりです。そして、やはりマクロがとても優秀。オートフォーカスはとても便利で仕上がりも上々です。

また、Photoモードの画面上にマクロアイコンがあり、ワンタップで切り替えられるのもとても使いやすく感じました。これまでいくつかの端末でマクロ機能を試しましたがMi 11がダントツに良く、もう手放せないと思えるほど。

一方で、108MPモードへの切り替えは「More」から選択する必要があります。Photoモードでの仕上がりが良いので、108MPでの撮影はここぞというときだけでもよさそうです。

夜景は夜景モードを使用した場合も、AIモードで夜景を認識した場合も、どちらでも明るくきれいに撮れました。

作例をいくつかどうぞ。

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ポートレートモード
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マクロモード

Snapdragon 888を搭載し、スペックも十分、本体デザイン良し、カメラ機能も申し分なし、少し触っただけでもかなり満足度の高いMi 11は、最小構成(8GB+128GB)で3999元(日本円で約6.5万円)からと、他のハイスペック端末と比べてコストパフォーマンスが抜群と言えるでしょう。中国の発表会で紹介されたMIUIの次バージョン、MIUI 12.5での運用も面白そうです。

Mi 11はグローバル版の発表が正式に決まりましたし、日本での発売にもぜひ期待したいところです。


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