Group Transcribe
Microsoft

Microsoftは3月3日(現地時間)、実験的サービスをリリースするGarage Projectから、会議や対面での打ち合わせの際に利用出来る、リアルタイムで文字起こしと翻訳を行うiOS向けアプリ「Group Transcrobe」をリリースしました。

文字起こしや翻訳サービス自体は、さして珍しいものではなくなってきましたが、Group Transcribeはマルチデバイス対応なのが大きな特徴です。まず1人がセッションを立ち上げ、他のメンバーがそのセッションに参加。それぞれが自分の近くにデバイスを置くことで、AIが誰が話しているのかを識別し、文字起こしにそれを反映させることが可能になります。これは、単一のデバイスで録音や文字起こしを行うサービスでは対応が難しい部分です。

また、それぞれのアプリで言語の設定ができ、他の人が英語で話した内容を、手元のデバイスでは日本語に翻訳して表示といったことが可能です。日本語を含む80言語以上に対応しています。これにより、聴覚に障害があったり、非ネイティブの人でも会議に参加しやすくなるとしています。

なお、MicrosoftはAIの教育のため、録音した会話データの提供を呼びかけています。もちろん、提供は任意で、かつセッションの参加者全員が同意した場合のみ、音声と生成された文字変換の結果がMicrosoftに送付されます。また、データは匿名化されたうえで、レビュー担当者はランダムに切り出された部分的なデータにのみアクセス可能になるとのことです。

会話で利用出来るリアルタイム翻訳アプリはいくつか出てきていますが、1つのデバイスを使い交互に話をしなければいけないものがほとんどです。参加者それぞれが自分のデバイスを使い、かつ、それが連携するのは使い勝手も良さそうです。

Source: Microsoft