Drew Angerer/Getty Images
Drew Angerer/Getty Images

先週後半から、マイクロソフトはユーザーが使用しているWindows 10を強制的に再起動させ、ChromiumベースEdgeブラウザーに、Webアプリ版Office(Office PWA)をユーザーに無断で導入していると複数メディアが報じています。これは当初Windows Insider参加者だけに起こる現象とされていましたが、一般のWindows 10環境でも発生したとの報告もある模様。ユーザーが作業中でも問答無用で再起動されたケースもあるようです。

PWAとは、Edgeブラウザーウィンドウ内でネイティブアプリのように動作するWebアプリ。Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookを含むこれらのWebアプリは、これまではオプション扱いであり、ユーザーが明示的にインストール(といってもウェブアプリなのでストレージを消費することもありませんが)を選択しなければ、システムに登録されることはありませんでした。しかしもし使用中のWindowsが強制再起動されたの際には、これらOffice PWAもあわせてインストールされるとのこと。

もちろん、もし不要ならこのアプリ群はブラウザーのAppsページから削除することができます。またこれらアプリはPWAとしてスタートメニューにも登録されており、「コントロールパネル」>「プログラム」>「プログラムの追加と機能」にあるインストール済みアプリケーションの一覧にも表示されるため、ここから削除することもできます。

ブラウザー上で動作するウェブアプリとはいえ、ユーザーのスタートメニューの設定を無断で操作することをマイクロソフトがどう考えているのかはわかりません。ただ、ユーザーの立場から言えば、それは決して気持ちの良い話ではありません。

なお、Microsoftアカウントをすでに使用している人や、最近Windows 10を導入した、または最近Windows 10プリインストールPCを購入し、最初のセットアップの際に巧妙に隠されたローカルアカウント作成のためのオプション項目を見つけられず、半強制的にMicrosoftアカウントを作らされた人なら、勝手にインストールされたOffice PWAを無料で使うことができます。ご希望ならどうぞ。

source:BleepingComputer, Windows Latest
via:ZDNet, The Verge